ハイパーレストラン

ハイパーレストラン/霧香&聖娜→たかなし霧香/全6巻


ギャグ王とガンガンWINGで連載されていたギャグ漫画。



・内容
ファミリーレストランでウェイトレスとして働く16歳の少女、増井メルルーサ。
彼女の働くファミレスには迷惑な客がいます。
従業員は彼女以外全員辞めてしまい、客足も遠のくばかり。
このままじゃ潰れてしまうと思った彼女が助けを求めます。
そこに現れたのは…全国のレストランを救うために旅をしている伝説の勇者、林田ベランメルジェなのでした。

林田は変態ですが、レストランのことに関しては凄腕で迷惑な客を改心させて店を救います。
報酬としてメルルーサを要求し、
彼女は望まぬまま林田と一緒に全国のレストランを救う旅に同行させられることになったのでした。

ストーリーは大まかに2部構成となっています。
前半は伝説の出刃包丁を探す旅のお話で、後半は自分たちのレストランを開いて経営していくお話。
いずれも「レストランキラーズ」という、レストランに恨みを持って潰そうとしている組織と戦っていくことになります。

主要メンバーは林田ベランメルジェ、増井メルルーサ、湖蘭ヴァン、木崎マイラ、林田シーラの5人。
ヴァンは林田の学生時代の同級生。ライバルとして最初は敵対をしていますが、いつしか仲間に。
木崎マイラはヴァンに一目惚れをした男。整形して見た目は女そっくりに生まれ変わったものの、
元重量級プロレスラーなので異常にデカい。
シーラは林田の実の姉で、吸血鬼。ちなみに林田は父の血を濃く受け継いだので吸血鬼ではない。

この5人で協力して伝説の出刃包丁を手に入れ、そしてレストランも5人で経営をしていくことになります。
といってもシーラはどちらのお話でも最後の方に少し参加するのみ。基本は他の4人です。

最後はレストランキラーズの殲滅に成功しますが、代償としてレストランは潰されてしまいます。
5人はそれぞれ別の道を歩むこととなり、林田とメルルーサは2人で新しいレストランを作って経営をする日々。
そして宇宙レストランを潰そうとする「ギャラクシィレストランキラーズ」が登場したのを知り、
メルルーサはまたしても林田から望まぬ旅に連れ出されてしまうのでした。



・感想
ぶっ飛んだセンスのギャグでコアな人気を誇った作品。
登場人物は基本的に全員変態で、メルルーサだけが常識人。よって自然とツッコミ役に。
シーラも普段はまともなので、メルルーサが唯一頼れて心を許せるオアシス的存在。

最初は霧香&聖娜という2人組で活動をしていたけれど、2巻の途中で解散して霧香先生が1人で描くようになった。
1巻の巻末に載っているプロフィールを見る限りだと中学時代からの親友だったようだけど…何があったんですかね。
まぁゲスいのでその辺はあまり詮索しないようにしよう。
とりあえず途中からたかなし霧香名義に変わっているのは、解散したからということで。
元々作画は全て霧香先生の方が担当していて、お話を2人で考えるという役割だったそうなので、
ソロになっても影響はそこまで出ていない。

1巻の巻末に掲載されているあとがきマンガによると、
レストランを題材にしたのは実際に2人がファミレスでバイトをしていたからだそうで。
なのでギャグ漫画とはいえど、レストラン関係の設定はしっかりしていてレベルはかなり高い。

あとがきマンガは全巻に収録。免許取ったり旅行へ行った時の実体験が描かれている。
1・2巻の巻末には主要キャラの詳細プロフィールも掲載。

カバー下は3巻にウェイトレス時代の体験を描いたおまけ4コマ、5巻に仕事現場を描いたおまけ4コマ、
4巻にたかなし霧香先生本人によるコスプレ?(顔や手足などは本人の写真で服などは手描き)、
6巻にハイパーレストランに登場した全脇役の名前とデータを掲載した「ワキ役大辞典」がある。
1・2巻のカバー下は表紙とは違う描き下ろしイラスト。
[ 2012/11/16 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

御意見無用っ!!

御意見無用っ!!/よしむらなつき/全8巻



ギャグ王とガンガンWINGで連載されていた作品。



・内容
人々が度々現れる妖怪に悩まされていた干支時代。
鹿子前町では妖怪退治を専門とする捕り方を置くことに。
その初代妖怪妖魔改め方として選ばれたのが、草薙宿禰(くさなぎすくね)という18歳の男性なのでした。

宿禰は女好きで、かわいい女の子がいたら必ずナンパをします。それが妖怪であっても。
本命は神社の巫女である榊原紫苑(さかきばらしおん)という同じ18歳の女性ですが、
紫苑に迫ってはあしらわれるの繰り返し。団子も大好物で、あずき屋という店で食い逃げを繰り返しています。

紫苑の兄である柘榴(ざくろ)が神社の神主ですが、抜けた性格でロボットの開発をするのが趣味。
次々と変なロボットを作っては騒ぎを起こす日々。
その中の一体、助六というロボットが宿禰の弟子として一緒に住んでいます。

話の流れとしては、宿禰、紫苑、助六が妖怪たちや柘榴の作ったロボットと毎回ドタバタ騒ぎを繰り広げていくというもの。
ギャグ漫画であり、シリアスな要素はほぼありません。

最終回では、鹿子前町の妖怪たちが集まって巨大な繭となります。
孵化したら大惨事になってしまうため、
それを鎮めるべく代々生贄として捧げられてきた榊原家の乙女である紫苑が生贄になることに。
なんとか止めようとする宿禰は、乙女で無くなればいいという結論に至り、紫苑に求婚をするのでした。

紫苑と結婚できることになって浮かれていた宿禰ですが、だんだんと現実が見えてきます。
結婚したら紫苑一筋でいなくてはならず、浮気ができない。女好きの宿禰にとっては何よりも重要なことです。
そこで「時間をください」という書き置きを残して出て行ってしまう宿禰なのでした。

宿禰が戻ってこないまま、繭が孵化する日を迎えます。
結局宿禰と結婚はしなかったため、生贄として捧げられようとしていた紫苑。
覚悟を決めた紫苑ですが、柘榴が作った紫苑をモデルにした紫苑ロボが自ら身代わりになることを引き受けます。
そして孵化した妖怪に食べられてしまいますが、ロボットなのでさすがに不味かったのか、妖怪は倒れてしまうのでした。

一件落着…となったところに、正装をした宿禰がやってきます。
宿禰は覚悟を決めて紫苑に改めて求婚をしますが、すでに全てが終わっているため、
いつものように紫苑にあしらわれてしまいます。
そしてその後も鹿子前町ではいつものように宿禰を中心としたドタバタ騒ぎが続いていくのでした。



・感想
2回読み切りとしてギャグ王に掲載され、その後連載化されることになった作品。
ギャグ王休刊まで連載され、その後は掲載誌をガンガンWINGに移して続行。人気があったのか打ち切りは回避。
まぁギャグ王最終号となった回では、一応一区切りとして最終回っぽい内容にはなっていたりする。
単行本のレーベルは、1~5巻がギャグ王コミックスで6~8巻がガンガンWINGコミックス。

宿禰が女好きという設定なので、出てくるキャラの大半は女の子。妖怪もほぼ女。
紫苑は暴力系ヒロイン。自分に迫ってきたり、他の女に言い寄っているのを見てはぶっ飛ばすと。
でも本当は宿禰のことが大好き。
大雑把に分類すればツンデレになるかもしれないけれど、デレがほとんどないので厳密には違うと思う。

本編以外の収録情報。
1巻…「またまた御意見無用っ!!」(月刊少年ギャグ王平成7年10月号掲載の2回目の読み切り版)
2巻…「外伝 愛と青春の旅立ち」(増刊ガンガンWING 平成8年秋季臨時増刊号掲載)
4巻…「外伝 宿禰親分の世界紀行 砂漠編」(増刊ガンガンWING 平成9年夏季臨時増刊号掲載)
7巻…「人類大絶滅っ!!」(少年ガンガン平成9年No.3掲載の「御意見無用っ!!」とは無関係な読み切り)
8巻…「御意見無用っ!!」(月刊少年ギャグ王平成7年7月号掲載の最初の読み切り版)

上記以外だと、1~5巻と8巻に「よしむらさんとあそぼう」というあとがき漫画があります。
1~4巻の巻末には、本編に出てくる羽生(はにゅう)と猫又の迦麟(かりん)の2人をメインとした描き下ろし漫画も。
さらにカバー下にもおまけ漫画が。これは全ての巻にあります。表と裏にそれぞれ1ネタずつ。

あと、5巻のカバー折込にある作者コメント欄に作者の顔写真…というか多数のプリクラが掲載されている。
興味がある人は買って見てみよう。
ちなみにこの作品の連載当初、作者のよしむらなつき先生はなんと現役の女子高生だった。
「うめぼしの謎」の三笠山出月先生も連載当時は現役高校生。
2人とも学業と月刊誌の連載を両立させるのは大変だったろうに、頑張っていたんだなぁ。
[ 2012/11/12 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

幻想世界魔法烈伝 WIZバスター

幻想世界魔法烈伝 WIZバスター/岡田芽武&てんま乱丸/全3巻


ガンガンとガンガンWINGで連載されていた作品。



・内容
物語の舞台は西暦1350年の中世ヨーロッパ、イングランド王国。
豊かな自然と平和に彩られた美しい国でしたが、
教皇フラクタル率いる機械教団が出現したことから、争いと恐怖に満ちた暗黒の時代を迎えることに。

フラクタルの素性は一切謎に包まれており、その恐るべき力で自然を次々と機械へと変えていきます。
イングランド王国は機械教団の圧倒的な武力の前に敗戦を重ね、国土の半分を奪われてしまうのでした。

主人公は忍(しのぶ)という13歳の少年。辺境の村に住んでいます。
ある日、村に機械教団のファイターと呼ばれる巨大ロボットが襲ってきて、
そこをイングランド王国の皇子に助けられます。
皇子は黒太子(ブラックプリンス)の異名を持っており、フラクタル側にも恐れられています。

忍は母親から父親の形見である銃を受け取り、聖なる山と呼ばれる場所へ行きます。
そこで父親が封印したという謎の生物と出会います。
銃は勇気を込めて撃つものらしく、それで謎の生物の封印を解く忍。
すると謎の生物は機械へと変身し、村を襲っているファイターと戦って見事に倒すのでした。

謎の生物には名前がないため、忍は「カブト」と名付けます。
忍の銃は魔法銃(マジックガン)と呼ばれるもので、
変身したカブトを撃つことで様々な能力を発揮させることができます。
魔法銃には三日月の紋章が刻まれており、古くから世界を救ってくれると伝わる伝説の火筒だということも判明。
それを知った黒太子と一緒に忍はイングランド王国へと向かうことになるのでした。

旅の途中で立ち寄った村で、チャイム・ブリットという女の子が仲間に。
チャイムの父親はイングランド王国では有名な鍛冶師のサイレル。
サイレルとチャイムの姉夫婦はフラクタル軍に連れ去られてしまったとのことで、同行することになります。

その後立ち寄った村で、フラクタル軍四天王の一人である「火炎のボルトー」と戦うことになる忍たち。
ボルトーの圧倒的な強さに一方的な展開になりますが、
チャイムの持っていた三日月の紋章が刻まれたペンダントを使って魔法銃を撃つと、ドラゴンが出現。
それによってボルトーを撤退させることに成功するのでした。

ようやくイングランド城へとたどり着く一行。
そこで黒太子の正体が実は皇子ではなく、姫であることが判明します。名前はエレナ。
本物の黒太子が殺されてしまったら大変なので、妹であるエレナが表向き黒太子として行動していたと。

イングランド城にも聖地があり、そこで忍は「服部半蔵正成」という忍者の封印を解きます。
心強い仲間がまた一人増え、目指すはボルトーの城。

ボルトーの城へ向かう途中、忍が穴に落ちてしまいます。
気絶した忍の前に現れる一人の女性。そして忍は謎の女性の夢を見た後、目覚めます。そこはベッドの上。
村の入口に倒れていたらしく、そこをフィーナという女の子に発見され、介抱されたというわけです。
穴に落ちたはずなのになぜ村にいたのかを忍が疑問に思っていると、女神様のお導きだそうで。
村には行き倒れの旅人を火の女神様が助けてくれるという言い伝えがあるそうです。

酒場に旅人がいることを聞いた忍が言ってみると、そこにはダレスという吟遊詩人がいます。
ダレスの正体はなんとボルトー。女神を捕まえるために自らがお忍びでやってきています。
変装をして声も変えているので忍に正体はバレませんが、逆にダレスの方は忍をはっきりと認識。
忍が仲間とはぐれて一人で行動していること、女神に会ったらしいことを知り、利用しようと考えるのでした。

2人で外を歩いていると、ファイターに襲われます。
ダレスによるとファイターというのは非常停止システムというのがあり、それを作動させれば止まると。
相手の隙をついて忍は非常停止システムまでたどり着きますが、旧型のファイターらしく、
ダレスから教えてもらった方法が通用しません。

ファイターが暴れ始めて忍がピンチになったため、最終手段としてダレスは自らファイターの攻撃を受けます。
フラクタル軍の四天王である自分の血(DNA)を認識させることで、動きを止めたというわけです。
ダレスは気絶をし、そこに駆けつけてくる黒太子、チャイム、カブト、半蔵なのでした。

3日後、目覚めるダレス。そこには黒太子たちがいてビックリしますが、幸いにも正体はバレていません。
が、チャイムだけはファイターなどフラクタル軍のことに詳しすぎるダレスを疑っています。
しかし大きな怪我をしてまで自分を助けてくれたダレスのことを信じきっている忍は聞く耳を持ちません。

忍とダレスを襲ったファイターは、村人に山の神と認識されています。
暴れたのは生贄を捧げていないからという結論に至った村は、フィーナを生贄役に選びます。
これをなんとか止めようとする忍たち。チャイムが女神に変装をし、生贄はいらないと村人を説得します。
そこに現れるファイターに乗ったボルトー。変装したチャイムを本物の女神と勘違いし、さらっていくのでした。
半蔵はそこでボルトーとダレスが同一人物だということに気付き、黒太子にも伝えます。

チャイムを取り戻すべくボルトーの城へと向かう一行。
ボルトーとダレスが同一人物なのを知らないのは忍だけ…と思いきや、この頃には忍も薄々勘付いています。
そしていよいよボルトーの城へと到着するのでした。

城の中に入ると、いきなりファイターの歓迎が。
半蔵がこの場を引き受けることを決め、忍たちは奥へ向かいます。
ダレスが残していった笛を落としてしまった忍は、転がっていく笛を追いかけてある部屋へ入ります。
そこにいたのは…ボルトー。

ボルトーは忍たちの会話内容をなぜか知っています。笛を分解し、中から出てきたのは衛生受信機。
これのおかげで忍たちの行動は筒抜けだったというわけです。要するに「スパイ」を大事に持っていたと。
半ば理解していた忍ではありますが、いざ目の前で事実を突き付けられるとショックで泣いてしまいます。
そこを殺そうとするボルトーですが、間一髪のところで黒太子が忍を助けます。

カブトがショックを受けている忍を励まし、復活。
ボルトーは黒太子に任せ、城のどこかにいるチャイムを救出するべく先へ進むのでした。



・感想
はい、打ち切り~。
それどころか連載自体も休止されたため、最終回が描かれることすらなかった完全なる未完作品。

内容としてはコロコロやボンボンで連載していそうな感じ。
ストーリー展開も絵柄もキャラ設定も、子供受けしそうな要素が詰まっている。
当時のガンガンは少年向けだったし、作風としては合っていたと思うんだけど…。
ガンガンWINGへ左遷された後に打ち切りという不遇な作品になってしまった。
個人的にはそんなに好きというわけではなかったんだけれど、こういう作品は必要だったように思う。
[ 2012/11/10 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

天馬の風

天馬の風/松葉博/全2巻


ガンガンWINGで連載されていた作品。



・内容
京都の北方に位置する愛宕山。
ここでは古来から天狗伝承が根強く生き続けており、信仰の対象として天狗が祀られています。

日本古来の武道「古武道」に天狗の能力を組み入れて誕生した「神天扇流」という流派があり、
愛宕山のふもとに道場があります。
天狗の能力を現代に受け継ぐ天狗一族の末裔…それが扇道場です。

主人公は扇天馬(おうぎてんま)という14歳の少年。扇道場の師範の息子であり、天狗の血を引いています。
同級生で扇道場の門下生でもある、伊吹七々緒(いぶきななお)という女の子がメインヒロイン。

いつものように七々緒と一緒に学校へ通う天馬。
登校途中で荷車から牛が脱走して騒ぎになっている現場に遭遇。
牛はとある少年のところへ突撃していきますが、その少年は見たこともない動きで牛を投げ飛ばすのでした。

学校が終わり、実家でもある扇道場へ帰宅する天馬。
するとそこには、今朝見たあの少年がいます。
少年の名前は結城硝(ゆうきしょう)。父親によると、今日から扇道場の下宿生になるとか。

父親の提案で実戦形式の練習を行うことになった天馬と硝。
硝は鬼神覚真流という流派であり、一方的に天馬を追い詰めていきます。
しかしここで天馬は生まれて初めて風を発つ天狗の技を使い、なんとか相打ちに持ち込みます。
最初は馬鹿にしていた硝ですが、これによって天馬を見直し二人は親友兼好敵手となるのでした。

ある日、扇道場に一人の女性がやってきます。名前は扇汐音(おうぎしおね)。
3つ歳上の天馬の従姉で、6年ぶりの再会。彼女も天狗の血を引いています。
天狗の能力は女系には受け継がれにくく、風の力は使えないかわりに気の力を操ることができます。

1ヶ月後に愛宕山で行われる愛宕山戦神祭という武術大会があり、天馬たちはそれに参加することに。
そこで汐音が天馬たちを鍛えるためにやってきたというわけなのでした。

そして1ヶ月後、いよいよ愛宕山戦神祭が開幕します。
まず8ブロックに分かれて予選が行われ、各ブロックの上位2人が決勝トーナメントへ出れるという仕組み。

試合前の会場で、怪しい3人組を発見する天馬たち。
その中には前回の優勝者である夜叉雷童という大男もいます。
硝は雷童の隣にいる長髪の男を見て気分が悪くなり、すれ違い様に名前を呼ばれて困惑するのでした。
「なんでボクの名前を知っているんだ」と…。

天馬、硝、七々緒、汐音の4人は順調に予選を突破。例の3人組も予選を突破しています。
そして始まる決勝トーナメント。
いきなり七々緒と雷童が当たることになり、七々緒は全力を出し尽くすも完敗。
雷童は七々緒を1人の格闘家として認め、正々堂々と勝負して勝利したのでした。

3人組の1人と1回戦で対戦した仲間から、相手が邪眼という力を使うという情報を入手する天馬たち。
汐音によると、愛宕山は霊山であるそうです。
霊山とは妖怪や物の怪が住んでいた聖域であり、それぞれの一族がそれぞれの山を持っていたと。

しかしそんな日本にある霊山全てを我が物にしようとする一族が現れ、
力の弱い一族は次々と自分たちの山を明け渡していきました。
ほとんどの霊山がその一族に支配されますが、最後まで戦い続けたのが天狗の一族。
相手の一族の長に深手を負わせ、一応の決着が付いたと。その最後の戦場となったのが、この愛宕山。
そしてその一族の特徴が、邪眼と呼ばれる瞳。雷童たち3人組はその一族の末裔だったのです。

2回戦で雷童と戦う汐音。しかし力の差は歴然で、あっさり負けてしまいます。
しかし七々緒の時といい今回といい、邪眼の力を使わず正々堂々と戦う雷童。
それを見た汐音は、3人組の要は雷童ではなく紫鬼一角(しきいづみ)という長髪の男だと確信するのでした。

残虐な戦い方で相手を倒していく紫鬼。
それを見た天馬はキレてしまい、自分の中に眠る天狗の血を目覚めさせて紫鬼に襲いかかっていきます。
しかし邪眼の力で動きを止められ、攻撃を食らって気絶。
紫鬼は天馬にトドメを刺そうとしますが、雷童が止めに入ってかわりに攻撃を食らうのでした。

天馬は天狗の血に悩んでいて、自分が自分でなくなる恐怖に怯えています。
力を開放してしまえば殺戮衝動に乗っ取られ、支配されてしまうのではないかと。
紫鬼に襲いかかっていった時の天馬はまさに殺戮衝動に支配されており、気絶させられたのは不幸中の幸い。
硝は天馬の感じる自分が自分でなくなる恐怖というものを、自らも紫鬼を見る度に感じているのでした。

雷童は紫鬼の攻撃によって負傷したことから、準決勝は不戦敗。天馬が自動的に決勝へと駒を進めます。
汐音は雷童がまともな心を持っていると分かり、医務室で目的を聞き出します。
雷童によると、彼らは鬼の一族なんだとか。
紫鬼はかつての恨みを晴らすため、ここ愛宕山で天狗の血を引く扇一族を皆殺しにするのが目的だと。
鬼の一族とは血の繋がりがあるわけではなく、生まれた時に鬼の魂を持っている者のこと。
紫鬼は鬼の魂を持つ人間を鬼の能力に目覚めさせることができるのだそうです。

準決勝で紫鬼と対決する硝。
実は硝は鬼の魂を持ち合わせており、紫鬼によって目覚めさせられてしまいます。
鬼に目覚めた硝は大暴れ。会場はめちゃくちゃになり、もはや戦神祭どころではありません。

観客が全員逃げ出して誰一人いなくなった中、硝を止めるべく天馬は闘いを挑んでいきます。
しかし鬼に目覚めた硝はあまりにも強力であり、一方的にやられた天馬は硝に木に向かって投げ飛ばされ、
木の枝が体を貫通してしまうのでした。

天馬が「オレは死んだのか…」と思っていると、謎の声が聞こえます。
それは天狗の能力を開放しない天馬を諭すものであり、天馬は初めて自らの意思で能力を開放。
殺戮衝動に支配されることもなく、天狗の能力によって硝の鬼の魂だけを消し去って元に戻すのでした。
それを見ていた紫鬼は、「次に会うのを楽しみにしている」と言い去っていくのでした。

エピローグ。
戦神祭から1ヶ月が経過。
いつものように迎えに来る七々緒ですが、汐音から天馬と硝は朝稽古に行ってしまったと聞かされます。
このままじゃ学校に遅刻する!と怒る七々緒ですが、
稽古をする2人の姿を見ているとそんな気持ちも吹き飛び、優しく微笑むのでした。



・感想
ガンガンWINGで連載されていた格闘漫画。
機動少年XXの時にも書いたけれど、当時のガンガンWINGは季刊誌だったので全8話だけど丸2年かけて完結。

絵柄的には格闘漫画ってタイプの作者じゃないよなぁ…。ファンタジーや恋愛系に向いている。
「まつぼっくりH・M通信」という巻末に載っているあとがきマンガによると、
格闘技には全くのド素人だったけど担当に言われて描くことになったそうな。
ちなみに松葉博先生はこれが初の連載作品だそうで。
「まつぼっくりH・M通信」は1・2巻両方にあって、2巻では主要キャラの詳細プロフィールなんかも。

内容的には無難。面白いというわけではないが、つまらないわけでもない。
単行本の表紙は1・2巻合わせて1枚の絵になっているというこだわり。
物語としては紫鬼との決着が付いていなかったりですが、たぶん打ち切りではないと思う。
表紙からして2巻で終わらせるつもりだったっぽいし、実は…。

謎が残る部分としては、天馬の兄。
空馬という兄がいて、8年前から失踪中。とはいっても今でも汐音とはよく会っていて話をしている。
紫鬼とも因縁があるようで。
しかし汐音って17歳のわりには見た目が大人っぽすぎる。高校生にはとても見えん。

あとこの作品、最初は読み切りで掲載されていたりする。読み切り版の天馬は高校生で、性格も違う。
できればこの読み切り版も収録してもらいたかったところ。
新装版が出ているようだけれど、そっちには載っているんだろうか?

そういえば整理する時に作者別で分けたはずなのに、タクティクスオウガとは別々に保存されていたなぁ。
あれも松葉博先生の作品。やっぱり格闘漫画よりはファンタジーの方がいいかな。
[ 2012/10/01 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

機動少年XX

機動少年XX/立木大和/全2巻


90年代半ば~後半にかけてガンガンとガンガンWINGで連載されていた作品。



・内容
20世紀末、日本に無数の小惑星群が襲いかかってきて都市の80%が壊滅。
人々の心は腐敗し、凶悪犯罪は増加し続け、世紀末都市と化していく一方。
この荒廃した日本に再び秩序を取り戻すリーダーを養成すべく、文部省は「武真館学園」を創設したのでした。
武真館学園は文武両面が優れていなければ入学が許されない日本の最高教育機関です。

物語の舞台は武真館学園が創設されてから5年後。
武真館学園への入学が決まっている伊集院クレフという女の子がいます。
彼女が登校をすると、突然ベンケイという男に襲われます。
ベンケイは武真館学園に合格できなかった恨みから、新入生を次々と襲っていたのです。

そんなクレフのピンチに一人の少年が登場。名前は皇士郎(すめらぎしろう)。この作品の主人公です。
士郎も武真館学園へ入学が決まっており、ベンケイを倒してクレフを救うのでした。
そして無事に登校した士郎とクレフは、紅つるぎという同級生の少年と仲良くなります。

この作品の肝となるのが、「キドウ」という言葉。
武真館学園ではあらゆる武道全てをキドウという呼び方で統一しています。
漢字はそれぞれ違い、拳は機道、剣は輝道、弓は葵道、近代兵器は機道、馬術は騎道、といった感じに。
ちなみに士郎は機動という独自の武術を使います。そしてこの作品の悪役である軍団の名前は危道衆。

キドウの由来は戦国時代で、気功術という超人的な力を使うお侍さん方の一族です。
戦の勝敗すら決定する力を持った彼らは、人々から気道の者と呼ばれていました。
やがて彼らは一人一人が自分の技を磨き、様々な分派を作り上げて己の技にキドウという名前を付けたのでした。
それが拳の機道だったり剣の輝道だったりするわけです。そして子々孫々へ代々伝えていったと。
そんなキドウの血を今の世に受け継いでいるのが、士郎、クレフ、つるぎ、そして武真館学園理事長の理沙。
こんな感じで、とにかく全てが「キドウ」という言葉に繋がっているのです。

武真館学園の理事長室には、この世界を滅ぼすものを封じ込めた伏魔秘岩というものがあります。
伏魔秘岩には人の形をした鍵穴が開いており、ひょんなことからクレフがそこにハマってしまう事態に。
すると伏魔秘岩は封印を解き始め、クレフは取り込まれてしまいます。
封印を解く鍵となるのはキドウの人間でなくてはならず、その血を引くクレフは最適な存在だったのです。
ここでチャンスを伺っていた危道衆の連中が現れ、伏魔秘岩ごとクレフをさらって行ってしまうのでした。

伏魔秘岩に取り込まるとどんどん気を吸い取られていき、
最終的には目覚めたホロボスモノによって食われ死んでしまいます。
急いでクレフを助けに向かった士郎は、途中で危道のルゥを倒して封神拳というものを入手。
そして危道衆のアジトである富士山山頂へと到達します。

危道衆のボスである伊達を倒し、伏魔秘岩を破壊してクレフを救出する士郎。
伏魔秘岩が破壊されたことによって、目覚める前に死んでしまったホロボスモノ。
伊達は死者を操る力を持っており、自らが乗り移ることでホロボスモノは復活を果たしてしまいます。
力を使い果たしていた士郎ですが、クレフと理沙の力を借りて見事ホロボスモノも撃破。
しかしホロボスモノは最期に士郎を取り込んで消えていくのでした。

21世紀初頭、人々は平凡な日常を過ごし日本は平和でした。
つるぎと一緒にいつものように武真館学園へと通っていたクレフは、登校途中に一匹の捨て犬を拾います。
犬には首輪が付いており、そこにはシローという名前が書かれていたのでした。

学校に今日一日だけシローを置いてもいいという許可を担任の理沙からもらったクレフ。
クラスのみんなで休み時間にシローと遊んでいると、ベンケイが喧嘩をふっかけてきます。
つるぎはベンケイにやられてしまい、シローと一緒に逃げるクレフ。

追い詰められたクレフは、周りの風景や現在の状況を見て既視感を覚えます。以前にもこんなことがあったと。
そしてあの時助けてくれた人の名前を思い出します。「シロウ」と。
すると胸に抱いていた犬が光を発し、少年へと変化。少年はベンケイをやっつけてクレフを救います。
その少年は、紛れもなくあの士郎なのでした。

ホロボスモノに取り込まれた士郎は、中で女神と出会います。この女神こそがホロボスモノの正体。
以前は勝利の女神(ニケ)と呼ばれており、ホロボスモノとは現代の人間が付けた名前。
ニケは地球の生物が進化していくのをずっと助けてきました。
新しい生物が誕生すればそれに力を貸し、旧時代の生物は滅んでいく。
滅んでいく生物にとってはニケは滅ぼすものであり、そこから名付けられたというわけです。

しかしこの時代の生物、すなわち人間はニケを研究して逆に操るほどの力を持っていました。
もうこの星にはいられないということで、ニケは別の惑星へ旅立つことに。
ニケが「最後に1つだけ願いを叶えてあげる」と士郎に言うと、
士郎は「みんなが平和になれますように」と願うのでした。

士郎の純粋な願いに感動をしたニケは、全知全能をかけて平和を取り戻します。
そして特別に士郎とクレフの再会を感動的なものに演出してくれたのでした。

「ただいま」という士郎に、全てを思い出したクレフは「おかえり」といって抱きついていくのでした。



・感想
途中でガンガンからガンガンWINGに左遷されてしまった作品。具体的には全15話中、ラストの4話。
当時のガンガンWINGは季刊誌だったので…このラスト4話を描くのに1年かかっている。
はっきり言ってしまうと、面白くない。絵もお世辞にも上手いとは言えない。というかむしろ…。
残念ながら、個人的には左遷も致し方なしと言わざるをえない。

まぁでもインパクトのある作品ではあったかもしれない。
主人公の士郎が初登場するシーンでいきなりクレフのおっぱいを吸っていたりとかね。
ベンケイの攻撃でクレフの服が斬られ、おっぱいが丸出しになったすぐ後にこれ。
クレフはバスト93あるらしいけど、貧乳にしか見えないのは作者の力量なんですかね。

タイトルの由来。
どう見てもガンダムのパロであることは言うまでもなく。ただ一応考えてはいるらしい。

「機動少年」というのは機動という武術を使う少年だから。「XX」にはいろいろあるようです。
1巻の巻末に載っているあとがきマンガによると、
・以前書いた短編「運勢X」の次にくる漫画という意味
・Xファイルのファンだから
・アメリカ映画館の「成人指定・ハードコアもの」という意味(X指定)
だそうで。

ちなみに作中だと、XXとは伝説の決闘宣誓のことです。
「闘いにおいて頭上で己の拳をX字に交差させることにより、この闘いに自らの命をかけるという決意表明」
…だそうです。第1話より。

キャラ的には理沙が一番最初に誕生したキャラで、本来は主人公の予定だったとか。
自由に体の大きさを変えられる妖精人という設定だったけど、
友人に本当にそれをコントロールできるのかと言われ設定変更。

伊集院クレフの名前の由来は、作者が「伊集院光」と「G-クレフ」のファンだったことから。

最後に生まれたキャラは紅つるぎ。
士郎のライバルキャラとして作ったつもりが、戦うことはなく普通の仲間に。
記憶を無くした士郎の双子の兄だったという設定も一時期あったそうで。

つるぎは本来、仲間を作ったりつるんだりするようなキャラではなかったとか。
「どの雑誌にも路線ってあるんですね」と書いていることから、
編集の意向でかなりいろいろといじられたのかなぁ…というのが伝わってくる。

ちなみに立木大和先生は1年弱の間、江川達也先生のアシスタントをしていたとのこと。
東京大学物語の10巻末にアシスタント漫画を描いているそうです。
そういえばHAPPY BOYとこれって確か連載時期かぶってたような…。
[ 2012/09/29 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(1)

タクティクスオウガ

タクティクスオウガ/松葉博/全4巻


ガンガンWINGで連載されていた、タクティクスオウガのコミカライズ作品。



・内容
原作ゲームでいう一章の終盤から物語は開始。
かなり早い段階であのバルマムッサの選択が訪れます。
デニムの選んだ選択は…虐殺に加担すること。
なので、Lルートの二章である「誰も僕を責めることはできない」でその後のストーリーは展開します。

オリジナル要素は非常に少なく、ティティスというフェアリーが出てくるぐらい。
ティティスはわりとよくストーリーに絡んでくる重要キャラ。
フェアリーなので小さいけど巨乳。しかもデニムに恋をしているような描写もあったり。

ストーリー的には二章のラストまで。最後はデニムとレオナールが決闘の末、デニムが勝利。
全てはレオナールの謀反だということにし、
ヴァイス率いるネオ・ウォルスタ解放同盟を取り入れてより結束が深まったところで終わり。



・感想
原作の雰囲気をしっかり生かしており、ストーリーの改変もほとんどなし。
個人的にはかなり出来の良いコミカライズに仕上がっていると思う。
できれば三章以降も読みたかったなぁ…。

そういえばここにきてゲームのコミカライズ作品が増えてきた感じ。
自分はできるだけ原作通りにやってほしいと思っているので、あまり改変は望まない派。
[ 2012/08/25 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

生体融結バイオガーダー

生体融結バイオガーダー/増田晴彦/全2巻


風の騎士団の後に連載された作品。
ただし掲載雑誌はガンガンでもガンガンファンタジーでもなく、季刊誌として発行されていたガンガンWING。
ガンガンWINGはフレッシュガンガンの名称が変更された後の雑誌です。


物語の舞台はナーガスのように現代で、女性が怪物に殺されて食べられてしまうところから開始。
主人公は諸生飛初(もろうひうい)という少年で、学者であるお爺さんの諸生真造博士と一緒に住んでいます。
博士の助手である永野忍という女性も同居しており、他には猫、馬、コウモリ、アルマジロと4匹の動物も飼っています。
この動物たちはバイオガーダーと呼ばれています。

ある日の夜に研究所が進化戦士と呼ばれる怪物に襲われ、飛初は胸を刺されてしまいます。
ここで猫のリンクが飛初の命を救うために飛初と融合をし、融結生命体パジェラへと変身。
戦いの途中で今度は馬のテンザンと融合をし、融結生命体エキューズとなって見事進化戦士を撃退。
しかし博士はさらわれてしまうのでした。

翌日に飛初は見知らぬ人間たちと会いますが、彼らの正体はバイオガーダーだというのを永野さんから聞かされます。
バイオガーダーは動物形態と人間形態を使い分けることができ、飛初と融合することでさらに絶大な能力を発揮できると。

猫のリンクは戸浦凛、コウモリのミラージュは小森雅として飛初の護衛のために一緒に学校へ通うことになりますが、
そこでまたも進化戦士による殺人事件が発生。
飛初は雅と合体してプテロイダルとなり、逃げた進化戦士を追います。そして最後はアルマジロのアルマダと融合して撃破。

その後は平和な日常を送りますが、ひょんなことから友人たちに正体がバレてしまう飛初。
しかもクラスメイトの女の子である片隅さんがアダニクスという進化戦士にさらわれてしまい、
バイオガーダー総出で友人たちの力もあり、かろうじて撃破。

ある日海に遊びに来た飛初は溺れてしまいますが、そこを永野さんが飛初と融合して救います。
そのまま海の底にある敵の本拠地へと乗り込み、そこで博士と遭遇。
博士はやることがあると言って飛初たちと一緒に帰ることを拒みます。

飛初には内緒で永野さんだけに帰れない事情を話す博士。
飛初の母親が実は進化戦士となって生きており、その記憶を取り戻させるためだと。
博士は進化戦士と和解の道を選ぼうとしており、飛初にもう戦う必要はないと言います。

脱出の際に敵の大ボスであるオリジナルFと出会う飛初。
オリジナルFは博士との和解交渉に乗り気なため、戦う意志はなく飛初を見逃します。
地上に戻った飛初は暴れている進化戦士を発見。
博士の意志を汲み取っているバイオガーダーたちに止められますが、
むざむざ人間が殺されていくのに納得できない飛初は戦いの道を選ぶのでした。
そして

「オレは戦う!!進化戦士が人間を襲い続ける限り!!」

というセリフで物語は終了します。


最後のセリフで分かるように、典型的な打ち切り作品です。
ナーガスや風の騎士団に比べたら落ちるけど、それでも個人的には結構好きだったり。
どうにも増田晴彦先生は不遇だよなぁ。いつか再評価されて陽の目を見てほしい。

ってなわけで、一応今回でナーガスから5作品続いた増田晴彦先生のターンは終了。
スサノオは自分がガンガン買わなくなってからの作品なので対象外。
だから読んだことはないんだけど、これも打ち切りだとか…。

あ、それと横向きにすれば新書サイズでも2冊ならいけるのが分かったので、
これからは全3巻以上の作品はデジカメ、それ以下はスキャナでいきます。
[ 2012/05/26 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)