ラングリッサーIII

ラングリッサーIII/酒井サユリ/全2巻

ガンガンファンタジーで連載されていた、SSソフト「ラングリッサーIII」のコミカライズ。



・内容
豊かなる国ラーカス。
その豊かさ故にリグリア帝国など、幾多の敵の侵攻を受けてきました。
しかしクリスタルの力によって支えられた空中要塞「浮遊城」と、
浮遊城に装備された古代兵器「魔動砲」によって王都ラーカシアは守護され、侵略を企てた敵はことごとく撃退。
ラーカスの平和は永遠のものと思われましたが…。

主人公はラーカスの騎士見習いディハルト。
ある日、嵐に乗じてリグリア帝国が浮遊城へ攻め入ってきます。リグリア軍のリーダーはアルテミュラー。
浮遊城の城主であるウィリアム候を守るためにディハルトは戦いますが、アルテミュラーの前に敗北。
ウィリアム候はクリスタルの魔力を使ってディハルトと妹のティアリスを転移させます。
その後ウィリアム候は戦死し、浮遊城も落とされてしまったのでした。

浮遊城落城から2ヶ月。ディハルトとティアリスは地方領主レイモンド公爵の城へその身を寄せていました。
レイモンド公爵はラーカス王室と血縁関係にあり、リグリア帝国に気付かれないように兵力を整えている最中。

やがて反撃の狼煙を上げ、レイモンド公爵の軍は少しずつラーカスの領地をリグリアから解放していきます。
その最中、ディハルトは傭兵のドレンから自分を残して一人でいなくなった父親ジェリオールの話を聞きます。
父親は伝説の剣ラングリッサーを探して旅をしていて、一人残してきた息子を大層気にしていたと。
これを聞いたディハルトは父親の意志を継ぐことを決めるのでした。

ラングリッサーのことを調べていたところ、ルシリア神殿の巫女ソフィアと出会います。
彼女の持っているクリスタルからラングリッサーを作れることが分かり、
ディハルトは強引に迫りますが拒否されてしまうのでした。

どうしてもラングリッサーを手に入れてアルテミュラーを倒したいディハルトは、人が変わったかのようになります。
戦闘でも無茶を繰り返すようになり、やられそうになったところをティアリスがかばって負傷してしまいます。
仲間からも真の騎士とは大切な人を守るものと教えられたディハルトは、目を覚ますのでした。

そしていよいよラーカシアで宿敵アルテミュラーと対決。
アルテミュラーは浮遊城で戦った時と同じく圧倒的な強さを誇りますが、
ディハルトはあえてアルテミュラーの攻撃を受け、刺し違えるつもりで反撃を試みます。
これはディハルトの部下である魔導士に邪魔されて失敗しますが、光り出したソフィアのクリスタルによって傷は回復。
再びアルテミュラーに挑み、負傷させてリグリア軍を撤退させてラーカシアを取り戻すことに成功するのでした。

ソフィアからアルテミュラーを助けた魔導士の話を聞くディハルト。
魔導士の目的は魔族の王ボーゼルを復活させることであり、
その器として強靭な肉体と精神を持つアルテミュラーを利用しようとしているのだと。

ソフィアと一緒に逃亡したアルテミュラーを追うディハルト。
落下した浮遊城の中に潜んでいることが分かって様子を探っていると、
アルテミュラーが恋人のファーナと一緒にいるところを発見します。
ファーナのアルテミュラーを思う強い心に動かされたディハルトは、殺すのをやめてリグリアへ帰るように言うのでした。

しかし同じくアルテミュラーを追っていたラーカスの兵士たちがアルテミュラーを見つけ、乗り込んできます。
ディハルトは止めようとしますが間に合わず、兵士たちはアルテミュラーを攻撃。
それをファーナがかばい、ファーナは死んでしまいます。
これに逆上したアルテミュラーは魔剣アルハザードを召喚。
アルハザードによって意識を乗っ取られ、魔族の王ボーゼルが復活してしまうのでした。

ラーカシアへ戻ってきたディハルトとソフィア。
ラングリッサーを作れるクリスタルは復活したボーゼルによって壊されてしまい、打つ手なし。
それでも諦めるわけにはいかず、仲間たちと一緒に最終決戦へ。

レイモンド公爵の部隊が囮として敵を引きつけている間に少数精鋭で浮遊城へ乗り込む作戦でしたが、
ディハルトたちも魔族の激しい攻撃を受けることに。
ディハルトとティアリスの2人に全てを託すことを決め、ソフィアの転移魔法で2人は浮遊城の中へと送り込まれるのでした。

ボーゼルとの最終決戦。
父親の剣を使って必死に戦うディハルトですが、ボーゼルの力は圧倒的で折れてしまいます。
しかし折れた剣はラングリッサーとなり、見事ボーゼルを倒したのでした。

エピローグ。
ディハルトの騎士としての叙任式の日。
ソフィアはディハルトを探しますが、どこにもいません。
ティアリスによると、困っている人がいるのを知って出て行ってしまったとのこと。
呆れられるディハルトですが、ティアリスは「ディハルトらしいかも」と微笑みます。
「世界中のどんな騎士よりも騎士らしい真の騎士なんだから」と。



・感想
ラングリッサーIIIのコミカライズ。
ラングリッサーシリーズはいくつかプレイしているけれど、この作品に関しては未プレイ。
なのでどう違うかの比較はできない。

純粋に1つの作品として評価すると、面白くもつまらなくもない無難な作品という印象。
原作ファンでもなければ読む必要もないんじゃないかなと。
多少はこのシリーズに関する知識がないと、聖剣ラングリッサーやボーゼルとか理解できんと思うし。

単行本のみの要素では、1・2巻ともに巻末にあとがきが1ページずつ。


ちなみに更新が1回分飛んだのは、連休を利用して友人の家に泊まり込んでいたため。
今回からまた元のペース通りで。
[ 2012/11/26 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)