アゲンスト凪平

アゲンスト凪平/ほしのちあき・剣名舞/全2巻


ガンガン初期に連載されていたゴルフ漫画です。


主人公は平凡ながら幸せで温かい家庭にて人生を送ってきた、海原凪平という中学1年生の少年。
学校ではゴルフ部に入っており、ある日参加したジュニア選手権で西音寺翔というゴルファーに出会い、一緒にラウンド。
翔は前年のジュニア選手権の中学生の部を小学生ながらぶっちぎりで優勝した経緯の持ち主。
凪平は共に参加していた同級生を気遣ってわざとパットを外して予選落ちするも、翔にはそのパットの才能を見抜かれます。

その後帰宅し、家でテレビを見ていると両親と妹が事故死したというショッキングなニュースが飛び込んできます。
1人になってしまった凪平は、母方の遠い親戚にあたるという男の元へと引き取られることに。
代理としてやってきた西音寺綾という女性に連れられ、辺境の地に住む風祭令児の家へ。

転校はせず、凪平は毎日1時間半をかけて通学をしてゴルフを続けます。
元スポーツ記者であるゴルフ部の顧問により、令児はかつて脚光を浴びた天才ゴルフプレイヤーだったということが判明。
自分のOBショットでギャラリーの少年を失明させてしまったことからスランプになり、表舞台から消え去ったと。

ある日、凪平は令児が病気だということを知ります。
そして綾からは凪平の母親と令児がかつて恋人同士だったという事実、さらには自身が西音寺翔の姉ということも。

凪平のゴルフ部は学校別対抗団体トーナメントへ出場することになり、そこで翔の通う鷹の台学園と対戦。
マッチプレイ形式で行われ、凪平は翔と一緒にラウンド。
令児によって鍛えられていた凪平は互角の勝負を展開し、イーブンのまま最終18番Hへ。
結局負けてしまうものの、自然を味方に付けることを覚えて一回り成長を果たします。

凪平は帰宅後、令児が癌で余命一ヶ月、そして凪平がその令児の息子だということを綾から教えられます。
令児が亡くなった後、生前の言葉通りに高見沢というインストラクターを尋ねる凪平。
高見沢は令児が失明させてしまったあの少年で、そのハンデを克服して今はプロゴルファーを目指す身。
凪平は彼のもとでゴルフを学んでいくことになります。

そして1年後。
高見沢は綾と良い仲になり、凪平も翔の良きライバルとしてお互い競い合う存在に成長したところで終了です。


2巻には「バウンティ・ハンター ジャッカル 聖獣伝説」という読み切りも掲載されています。
ジャッカルという少年とエレーヌという少女の賞金稼ぎコンビによるSFファンタジー作品。
絵柄がかなり違うので描き下ろしではなく過去作品の収録と思われるものの、詳細は不明。
隅から隅まで読んでも掲載情報が全く載ってないから分からんです。
[ 2012/02/26 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

HAPPY BOY

HAPPY BOY ゲンキくんとゆかいななかまたち/江川達也/全3巻


ガンガン迷走期に連載されていた作品の1つ。
作者は「まじかるタルるートくん」や「東京大学物語」でお馴染みな江川達也先生。


主人公はいなか村という場所に住んでいる、背中に出し入れ自由な羽を持つのが特徴の天真爛漫な少年ゲンキ。
ある日、村の外にて魔法少女であるミカと出会います。
ミカの故郷は悪いやつに襲われていて、それを倒すために勇敢な戦士を探す旅をしており、
なんやかんやでゲンキと一緒に旅をすることに。

旅の途中で格闘村という場所に立ち寄り、ゲンキとミカはそこで修行。
神山という場所があることを知るも、実力不足で敵にやられてあっさり退却。
さらなる修行に励み、格闘村にて行われた大会に出場して見事に優勝するゲンキ。
強くなったことでゲンキは再び神山に登ろうとするも、ミカは自分が足手まといになると思ってゲンキとお別れ。
これ以降ミカは最後まで全く出てきません。

神山にてサキという謎の少女と出会い、ゲンキは彼女を助けだそうとするも、敵に心を侵食されてしまいピンチに。
そして迎えた最終回。正直、全くもって意味不明な展開です。
それまでのメルヘンファンタジーな世界観から唐突に現代へと舞台が変わり、
最後には小学校の運動会のような実写を背景にした「ゲンキを出して」の一言で終了。
思えば「東京大学物語」の終わり方もアレだったなぁ…。


ぶっちゃけ、これは相当ひどい作品に入ると思う。
江川達也先生のファンで作品をコンプリートしたいという人以外、とてもじゃないけどおすすめできない。
それでもあえて良いところを挙げると、女の子キャラは全体的に可愛いので、それが目当てであれば。
いなか村のネコ先生、同級生のうさよし子、格闘村の大会で戦うタカハシヒトミなど、ミカ以外にも女の子は数名出てきます。
[ 2012/02/20 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

忍ペンまん丸

忍ペンまん丸/いがらしみきお/全11巻



ペンギンである忍者のまん丸を中心とした、子供向けのギャグ漫画です。
アニメ化もされてたので知名度は結構あるんじゃないかなー、ということで簡潔に。


水族館から連れて来られたまん丸が、ネンガが統率する忍者軍団の念雅流に入るところから物語が開始。
天容の笛という念雅に代々伝わる笛を巡り、黒龍斎率いる犬の忍者軍団の伊賀、白老率いる猿の忍者軍団の甲賀、
さらにネンガの弟であるギオ率いる羅門集との四つ巴の争いが繰り広げられます。

3巻から8巻までという長期間、まん丸、タヌ太郎、ツネ次郎のメイントリオがギオを探す旅に出ます。
この間の話は基本的にほのぼの系で、それ以外の話はわりとシリアス色が濃い感じ。


本編以外の収録。
1巻 「『まん丸』単行本化記念オマケ4コママンガ まん丸たちが行く」(単行本描き下ろし)
2巻 外伝「ボクの忍者修行」(フレッシュガンガン 平成7年冬季臨時増刊号掲載)
9巻 外伝「まん丸旅日記」(ガンガンWING 平成8年秋季臨時増刊号掲載)
   忍ペンまん丸絵日記1、2(月刊少年ギャグ王 平成9年9・10月号掲載)
10巻 外伝「花も嵐も踏み越えて」(ガンガンWING 平成9年秋季臨時増刊号掲載)
11巻 忍ペンまん丸絵日記3~9(月刊少年ギャグ王 平成9年11・12月号、平成10年1~5月号掲載)

ちなみにこの忍ペンまん丸の単行本は面白い試みがされていて、
表紙が1コマ目、裏表紙が2コマ目、カバー下(表)が3コマ目、カバー下(裏)が4コマ目という形で4コマ漫画になってます。
とりあえず2コマ目になる裏表紙を。



3コマ目以降が気になる人は本屋へGo!
…とはいってもすでに絶版になってるようだし、今だと古本屋で探すしかないのかな。
本編の方もかなり面白いので、個人的には是非とも入手して読んでもらいたい作品の1つ。
[ 2012/02/15 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

護衛神エイト

護衛神エイト/吉崎観音/全5巻


90年代後半に連載されていた作品です。
ちょうど自分がガンガンを読まなくなったあたりまで連載されていたはず。


作者の吉崎観音先生が子供の頃に死ぬほど遊んだゲームのオマージュ的作品…というのが、1巻時点でのコンセプト。
なので登場キャラや地名、ネタなどはその辺から取られていました。
過去形なのは、途中からこのコンセプトは無くなったと思われるため。

1巻はレトロゲームネタを絡めたギャグ要素の強い作品で、2巻からだんだん方向性が変わってきて、
3巻以降はシリアス路線のバトル漫画という感じ。週刊少年ジャンプにありがちな路線変更ですな。
個人的には1巻のままの路線が良かったかなぁ…。

自分がガンガンで好きだった作品の1つにツインシグナルがあるんですが、
これも同じように人格を持った人型のロボット物作品で、初期はギャグ路線、途中から路線変更。
初期の頃は大好きだったけど、路線変更してからは微妙という感想しか出てこない作品になってしまった。

ちなみに5巻の最後に、護衛神エイトの続きを同人誌としてコミックマーケットで出す的な内容が書かれていたり。
サイトのアドレスも載っていて、「実は終わってない。エイトたちはインターネットで活躍!」という作者コメントが。
これはどうなったんだろう?と思って検索してみたけど、どうやら2012年現在でも結局出ていないようで。
上記サイトで続きが公開されていたということもないようです。


とりあえずこの作品で使われているゲームネタやオマージュネタなど。
自分が気付いた範囲なので抜けてたり間違ってるのもあると思います。

キャラの名前の由来
エイト→8bit?(ファミコンは8bit機なのでそこからの連想)
ファ=ミリア姫→ファミコン
アイス・クライミー→アイスクライマー
コング・ドーンキラー→ドンキーコング
勇者マリオ→スーパーマリオ
魔王エニアック→エニックス(DQシリーズのエスタークも入ってる?)
アーバン・チャンプ→アーバンチャンピオン
クルラ→クルクルランド
ロック→ロックマン
イーアル→イーアルカンフー
No.64→ニンテンドー64

地名の由来
ハーバラ→秋葉原
ダイーバ→お台場
奥ダーマ→奥多摩

1巻時点でのオマージュ設定
ワンダープロジェクトJ(何も知らないエイトを正しく教育していくという部分で)

ゲームネタ関係
1話 DQシリーズ(ミミック)
2話 DQ4(裏切りの洞窟)、ドルアーガの塔(ブルーナイト、レッドナイト、ブラックナイト、ハイパーナイト)
4話 DQシリーズ(エスターク、ギガデイン)
19話 スーパーマリオ(Bダッシュ)

単行本カバーの色
ニンテンドー64のコントローラーブロスのカラーバリエーション

単行本の扉絵
1巻 ファミコンのカートリッジ
2巻 PCエンジンのHuカード
3巻 ディスクシステムのディスクカード
4巻 スーファミのカートリッジ
5巻 ニンテンドー64のカートリッジ


本当は昨日更新する予定だったけど、FC2側に障害があったようで画像が反映されんかった。
というか正確には今もダメですな。一度アップしてからファイル名変更すると反映されるというよく分からない状態。
暫定的に0を1つ多くして対処。フォーラム見てたら同じ症状になってる人も結構いるようで。
[ 2012/02/08 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

ザ・ドリフトGIRL

ザ・ドリフトGIRL/飯島ゆうすけ/全2巻


ガンガン最初期に連載されていた作品の1つです。

主人公は一ノ瀬ひばりという18歳の女の子。
父親が往年の名カースタントで、その血をしっかり受け継いでいる天才ドライバーです。
1話で免許を取るところから始まって、その後キングと呼ばれる男とバトルして勝利します。
神のピストンと呼ばれる特殊なマシンセッティングを愛車のユーノスに施されて。

大島梓(中嶋悟がモデル?)というF1ドライバーが引退して新チームを結成することになり、ひばりはテスト生として参加。
ライバルとして同級生の平岡ミキ、それに長壁真の2人を相手に勝利し、見事にチームドライバーとして合格。
他2人も合格して3人でハヤマ300kmというグループAのレースへ出場することになります。
ハヤマ300kmには将来のF1ドライバーが確約されている、ジャッキー・ブロンクビストという天才ドライバーも参加。
激しいデッドヒートの末に見事ひばりが優勝し、3位に入賞したミキと共に学校で表彰される…というところで終わりです。


さすがに少年がターゲットの雑誌でこういうカーレース系の漫画は厳しいっすね。
自分も当時ガンガンで読んでた時は好きじゃなかった。峠でのバトルもあるし、作品内容自体が青年誌向け。
ユーノスやらGT-Rやらロードスターやら車の名前出されても、子供にはさっぱりで全く分からんです。
こうやって成長してからあらためて読んでみると楽しめる。

作者の飯島ゆうすけ先生は2010年に亡くなられてしまっているようで…。
去年だかにツイッターでもこの作品の感想をつぶやいたことがあって、その時にこの事を知りました。残念。
ブログ見るとお亡くなりになった日の朝(たぶん)に更新していて、人間いつ何があるか分からないなぁと考えさせられる。
[ 2012/02/01 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)