セブンス・サガ

セブンス・サガ/結賀さとる/全2巻

ガンガンファンタジーで連載されていた作品。
タイトルからは分かりにくいが、SFCソフト「エルナード」のコミカライズ。



・内容
主人公はカムルという少年。両親はおらず、シーダという光の神の子によって育てられてきました。
カムルにとってシーダは父親ともいうべき存在です。
シーダにはバルス、エスナ、レジース、ウィルミー、オルバン、ラックスとう6人の使徒もいます。

カムルはシーダの元で使徒たちと一緒に修行をしてきましたが、
あることがきっかけでレミール(シーダたちの住む神殿)を飛び出し、一人で生きていくことに。
その際に剣とフリーバーというバイクをレミールから持ち去ります。
以降は護衛を生業として生活。

そんな日々が5年続いた後、カムルはエスナから呼び出されます。
シーダは体調が優れず、6人の使徒に7つ存在する聖なるアーク探しを命令。
エスナにはカムルも連れて行くように言ったため、こうしてカムルを呼び出したわけです。

エスナというのはエルフの少女で、いわゆるツンデレ。
本当はカムルのことが好きなのに、会うと喧嘩ばかりしています。

100年前に魔物を復活させようとしていたガリウスという悪魔がおり、
シーダはアークの力を使ってガリウスを倒して封印。
しかしいつしかその封印は解かれ、ガリウスはバルスとなって復活したのでした。

バルスは暗黒神ゴーシアを蘇らせようとしており、
シーダはその肉体をゴーシアによって完全に乗っ取られてしまいます。
シーダの肉体を借りずに完全復活するには7つのアークの力が必要で、
使徒たちが集めて持ってくるのを待っているというわけです。

カムルとエスナが2人でラブレスカと呼ばれる街へ行くと、
そこでブランツという男に護衛を頼まれます。
エスナとのダブル護衛を引き受けることを決め、ブランツの行きたがっている迷宮洞という場所へ。

迷宮洞でカムルはエスナ、ブランツとはぐれてしまいますが、そこでとあるシステムを発見します。
システムが動き出し、若き日のシーダが映っている立体映像が再生されます。
それはシーダはアークを封印したものの、自分が死んだら封印が解かれると言う内容。
再生が終わるとカムルに2つのアークの力が宿るのでした。

エスナ、ブランツと合流したカムルは3人でもう一度立体映像を観ます。
アークの封印が解かれているということはシーダが死んだということになるため、
本当かどうかを確かめるためにカムルとエスナはレミールへ戻ろうということになります。

ブランツを無事に送り届けてレミールへ戻る途中、
他の使徒であるウィルミー、オルバン、バルスと出会います。バルス以外はアーク持ち。
使徒の一人であるレジースが魔物を操って街を襲っているという情報を得た5人は、レジースの元へ。
カムルはレジースと1対1で勝負をし、見事勝利。
殺すつもりはありませんでしたが、バルスはレジースを殺しアークの力を入手するのでした。

その後、レミールへ戻ってきた5人。
バルスにシーダは体調が優れないので今日は会えないと言われ、それぞれ自由行動。
カムルとエスナが会話をしていると、最後の使徒であるラックスが出現。
ラックスはカムルにシーダの気は全く感じられないといい、
さもシーダが生きているかのように振舞っているバルスが全てを仕組んでいるのではないかと忠告をします。

その頃バルスは魔物たちを復活させており、レミールの神殿には魔物が大量発生。
直接シーダに会って確かめようとするカムルは、魔物を倒しながらシーダの元へと急ぎます。
しかし、途中でバルスが襲ってきて直接対決。
バルスは人間の姿から本来の姿である悪魔となり戦いますが、
アークの力を得たカムルの前には劣勢で、暗黒神ゴーシアが宿っているシーダの元へと逃走。

カムルがシーダの所へ駆け付けた時にはすでに遅く、シーダはバルスを殺しアークの力を入手しています。
シーダは以前と同じようにカムルに優しく接しますが、
本当のシーダはすでに死んでいると分かっているカムルは、躊躇しつつもシーダを剣で突き刺して殺害。
ゴーシアの本当の狙いはこれであり、シーダの肉体が死んだことで復活を果たします。

アークは全部で7つあるはずですが、現在集まっているのは6つ。
では最後の1つはというと…それはカムル自身。
アークというのは自らが必要とされる時にその姿を変えると言われており、
人間にその姿を変えていたわけです。

自身が光の神アークであることを知り、その圧倒的な力を使ってゴーシアへ挑むカムル。
一度は負けそうになりますが、なぜ自分が非力な生き物である人間に姿を変えたのかを考えます。
それは、人として生きることで様々な人たちとの出会いを経験するため。
そんな大切な人たちが生きる世界を護るのが自分の使命だと悟り、覚醒してゴーシアを倒すのでした。

光と闇は表裏一体。
闇の存在であるゴーシアを倒せば光の存在であるカムルも消えるはずでしたが、
実際に消えたのはアークとしての力だけで、カムルという存在は残ります。
そして自身を待っていてくれる大切な存在である、エスナの元へと帰っていくのでした。



・感想
最初に書いたように、SFCのRPGであるエルナードのコミカライズ作品。
エルナードはエニックスから出ているのに知名度が低く、扱いも悪い。
一応ミスティックアークとの関連性もあるのに…。
そういえばパッケージデザインはナーガスでお馴染みな増田晴彦先生が担当していたなぁ。

ちょっと絵が安定していない部分もあるけど、画力はあるし話の流れも悪くない。
コミカライズではない純粋な1つの作品として見ても、なかなかではないかと。

ちなみに1巻、2巻ともに巻末にオマケ4コマあり。
[ 2012/09/15 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

テリーのワンダーランド

1Pコミック ドラゴンクエストモンスターズ/村上ゆみ子/全1巻


ギャグ王(休刊後はガンガン)で連載されていた、テリーのワンダーランドのコミカライズ作品。



・内容
1ページ1ネタの形式で進行していく、ギャグ系のストーリー作品。

仲間モンスターは4話まではスライムのスラぼうがレギュラーで、
5話目にスラぼうの娘であるドラゴスライムのドリーが登場。母親はフーセンドラゴン。
他の仲間モンスターは各話ごとに入れ替わり形式です。

1話…なし(スラぼうのみ) 2話…マンドレイク 3話…ソードドラゴン、スラッピー
4話…にじくじゃく、ビーンファイター 5話…ロックちょう、ローズバトラー

という感じになっています。

最後は竜王を倒してモンスターマスターとして認められて終了。
原作のように星降りの大会でミレーユと対決とかはありません。



・感想
テリーのワンダーランドのコミカライズ作品。
それぞれのモンスターにしっかりとした個性があって面白い。

ドラゴンクエストモンスターズというと吉崎観音先生の+が話題になりやすいけれど、
個人的にはこっちもなかなかオススメ。
まぁギャグ作品と純粋なストーリー作品ということで丸っきりタイプが違うけどね。
そもそも+の方は後日談で、こっちはテリー本編っていう時点でも全然違う。

「テリーのモンスター日記」として、テリーにより絵日記形式の漫画も掲載。
それと「村上とモンスターズ」という後書きおまけマンガもあり。
[ 2012/09/14 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

KIBA!

KIBA!/村上ゆみ子/全2巻


ギャグ王で連載されていた作品。



・内容
主人公はキバという少年。両親はおらず、オオカミに育てられた野生児です。
そのオオカミの本当の子供であるグレオが親友で、いつも仲良く行動をしています。

ある日、キバとグレオの住むバウワットの森にヤンという考古学者が現れます。
キバたちとナワバリ争いをしているズゥという虎?がいて、ヤンはそのズゥに襲われます。
危ないところをキバとグレオが助けに入り、ヤンは助かるのでした。

ヤンは研究を進めるために危険と言われている西の森へ行き、そこで底なしの穴に落ちてしまいます。
ヤンの助手であるロボットがそれをキバに知らせると、キバはヤンを助けるために穴の中へ。
そしてヤンを連れて脱出。
脱出の際にキバに牙があるのを見たヤンは、キバが獣人であることを確信するのでした。

獣人とは野性的な素早さと力をそなえ、地上のあらゆる生物と心が通じ合える幻の種族。
人里離れて暮らしていましたが、獣人の牙に不老不死の力があるという噂が立ったため、
人間によって絶滅させられたと言われています。

獣人が絶滅したのは300年前とされているため、今こうしてキバが存在するということは、
他にも獣人の生き残りがいるかもしれないということにもなってきます。
ヤンはそれをキバに伝え、この森での出来事は誰にも話さないことを誓って去っていくのでした。

自分が獣人であること、それにどこかで仲間がいるかもしれないという話を聞いたキバは、
旅に出る決意をします。
最初は反対していたグレオですが、キバの意志が固いとみるや、諦めて一緒に行くことに。

やがて辿り着いた街で、キバたちはガトウ、バレアという2人組と出会います。
キバの正体が獣人であるということがバレますが、彼らは他の獣人に会わせるかわりに、
キバに盗賊としての仕事に協力するよう条件を出してくるのでした。

ジクロという新たな盗賊も合流し、仕事に取り掛かる一行。ターゲットは町長の屋敷。
先に侵入したガトウとバレアは、町長がここで不老不死の研究をしているのを知ってしまいます。
そして捕らえられる2人。
外で伝令役を務めていたジクロはキバに2人を助けるように言い、見事キバは2人を救出するのでした。

仕事を成功させたことで、盗賊団のボスであるイギルーズという獣人の老人の所へ案内されるキバ。
イギルーズによると、西にあるドマ帝国が不老不死の薬を探しており、その材料として獣人も探していると。
それと今から30年前にはるか西の地でキバによく似た獣人を見たことがあり、
もしかしたらキバの父親かもしれないということも教えてくれます。
西の地はドマ帝国の本拠地ですが、それを聞いたキバは躊躇いなく西へ行くことを決めるのでした。

ジクロも一緒に着いてきてくれることになり、2人と1匹で西へ向かうことに。
途中でロボットを操縦しているリンという少女に遭遇。
リンは遺跡を探しており、一緒に行動をしているとやがて遺跡を発見。
そこで獣人を神として崇めているガリ族と遭遇。キバたちは丁重なおもてなしを受けるのでした。

翌日、ガリ族の集落にドマの軍隊が攻め込んできて…というところで終了。



・感想
未完作品。
雑誌の方でも最終回まではやらずに終わっていた記憶がある。

ちなみに1巻には読み切り版の「KIBA!」が載っています。
ギャグ王の平成9年8月号に掲載されたもので、
キバが自分の正体を知って冒険に出る決意をする~という連載版の序盤と大体同じ展開のお話。

連載版と違うのは、キバが助けて正体を教えてもらうのが考古学者のヤンではなく
冒険家の少年タンタになっているのと、タンタを襲っているのがズゥではなく人間たちになっていること。
グレオはこの読み切り版でも登場します。
[ 2012/09/13 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

トルネコの大冒険2

トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン/村上ゆみ子/全2巻


トルネコの大冒険2のコミカライズ。
連載はされておらず、全編完全描き下ろし。



・内容
今作は前作?のトルネコ一家の冒険記とは違い、純粋なコミカライズ作品。
原作ゲームと同じ順番でダンジョンを攻略していくことになります。
ちょっと不思議な草原から始まり、最後はトロ移籍。

いろんな所がダンジョン化するという謎の現象。
その原因が不思議のダンジョンの27階にいる邪悪の箱であることが分かります。
その邪悪の箱を封印することができる封印の箱を手に入れたトルネコが、
再び不思議のダンジョンに挑む…というところで終了。



・感想
めっちゃくちゃ端折って簡潔にまとめてみたり。
実際は全てのダンジョンでオリジナル要素が入っているので、自分の目で見た方がいいと思う。
例えば火吹き山はネネも一緒に冒険をするし、迷いの森ではバーサーカーの子供を助けたりする。
わりとうまくオリジナル要素を取り入れてるんじゃないかな。

トルネコ一家の冒険記との繋がりは全くなし。
共通して出てくるのはトルネコ一家のみで、他のキャラは姿も名前も全く出てこない。
まぁ続編のようでいて続編ではない作品だし、当然ではあるか。
それにトルネコ一家の冒険記で脚本をやっていた小松崎康弘先生もこっちには関わってないしね。
1巻の巻末に載っている「村上のトルネコ奮闘記」という後書きでは一応触れられているけども。

ちなみに1巻の最初に「不思議のダンジョンゲーム」というオマケのすごろく有り。
でも閉じ込み付録なので、実際に遊ぼうと思ったら切り離さないといけない。
[ 2012/09/12 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

トルネコ一家の冒険記

トルネコ一家の冒険記/小松崎康弘・村上ゆみ子/全4巻


ギャグ王で連載されていた作品。
正確に言えば違うが、トルネコの大冒険のコミカライズに分類されるかもしれない。



・内容
DQ4のED後からトルネコの大冒険までの空白期間を埋めるストーリーとなっています。

エンドールにて妻のネネ、息子のポポロと平和に過ごしていたトルネコ。
ある日、すごい宝物が眠っているという不思議のダンジョンの話を耳にします。
そしてネネ、ポポロと3人で不思議のダンジョンを探す冒険に出るのでした。

途中で他のモンスターにイジメられていたスライムを仲間にします。
その後はキドリという勇者を目指す青年に会ったりしながら、冒険を続けるトルネコ一家。

ズエタク国にあるズエタク城に、不思議のダンジョンを発見したという魔法使いの日記が。
魔法使いの名前はアイザックで、日記は200年前に書かれたもの。
アイザックは不思議のダンジョンの位置を記した地図に魔法をかけ、印を見えなくしてから引き裂き、
8人の子供に託したということが日記から分かったのでした。

大魔王の命令で動いているシルバーデビル、ホークマン、ギガンテスという3匹のモンスターがおり、
事あるごとにトルネコ一家の邪魔をしてきます。目的は不思議のダンジョンを発見させないため。
この3匹は仲間にしたスライムの父親の仇でもあります。

シルバーデビルたちの妨害を何度もはね退け、順調に地図を集めていくトルネコ一家。
やがて対決をすることになり、トルネコ一家が勝利。スライムは見事父親の仇を討ったのでした。
仇を討ったといっても殺すわけではなく、一族の習わしで顔拓を取るというもの。
トルネコはシルバーデビルたちに今後は邪魔をしないように約束させ、地図集めを続けるのでした。

その後、ひょんなことからシルバーデビルの妻と娘を助けることになったトルネコ。
これがきっかけでシルバーデビルたちはトルネコに協力してくれることになります。
勇者から賢者を目指すことにしたキドリとも再会をし、仲間に。

地図を5枚集めたトルネコ一家は、残り3枚を大魔王が持っているというのを知ります。
そして大魔王のいる城へと乗り込んでいきますが、なんと大魔王はバカンス中。
フェイスボールが大魔王になりきって留守の間を誤魔化しており、
それが大魔王の側近であるアークデーモンにもバレてしまいます。
呆れたアークデーモンはトルネコに残りの地図を渡し、ここに8枚の地図が揃ったのでした。

地図に記された場所へ到着しますが、そこには何もありません。
アイザックの日記を読んでみると続きがあり、謎の魔法が書かれています。
この魔法が書かれたページを破って地図に張ってみると、空飛ぶ地図となって空中に浮かぶ大陸へ。

この大陸は元々地上にありましたが、大魔王の命令によってドラゴンが呪いをかけたせいで空中へ。
それを聞いたトルネコたちはドラゴンの住む場所へ行き、全員の力を合わせて見事に勝利。
呪いを解き、大陸を地上に降ろすことに成功したのでした。

大陸が地上に降りてきたことで、今まで何もなかった場所に不思議のダンジョンの入り口が出現。
不思議のダンジョンを探す長い旅は終わり、これからは不思議のダンジョンに挑む日々が始まるのでした。



・感想
DQ4でデスピサロを倒してからトルネコの大冒険に繋がるまでの空白期間を描いたお話。
出てくるモンスターやアイテムはDQシリーズとトルネコの大冒険からだけど、
地名やトルネコ一家以外のキャラは全て完全オリジナル。

最後までよく分からん存在なのが大魔王。結局1回も出て来ないで終わる。
姿もシルエットでの描写のみ。デスピサロでもエスタークでもない。
ゲームのトルネコの大冒険に出てくるわけでもないし…。
[ 2012/09/11 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

ヒーリング・プラネット

Healing Planet/桜野みねね/全1巻


短編集に収録されていた「マザードール」が元になっている作品。



・内容
主人公は千寿院さとりという少女。底抜けに明るく、人の話を全然聞いていない脳天気な性格。
ある日突然「異次元カウンセラー」というものに認定され、その仕事をこなしていくことになります。
ちなみに異次元カウンセラーというのは、次元を越えてやってきた心の病んでしまった患者を癒す職業です。

次元を越えてやってきた人は思念体という存在になるため、何か物に憑依することになります。
さとりを異次元カウンセラーとして認定した男性はさとりのPCに憑依し、指示を与えます。
この男性の部下である「ぷにぷに」は、さとりお気に入りのエビのキーホルダーに憑依。
さとりの助手として一緒に行動することになります。

最初の患者はアンジェリカという女性。
とてもおとなしい性格で、外に出るのにも大変な思いをしています。
妹のミモザは対称的にとても明るい性格で、いつも比較されて嫌な思いもしてきています。
しかしさとりの明るさに触れるうちに癒されていき、積極的になる勇気を持つのでした。

次なる患者は伊吹邪甲という青年。
破壊兵器として造られた人造人間で、これまでは造った母親の命令に素直に従っていましたが、
ある日突然暴れだして言うことを聞かなくなったと。

息子を兵器扱いする母親にさとりは「うるさい」と言い、いなくなってしまった伊吹邪甲を探しに行きます。
そして伊吹邪甲の思念体を発見し、会話をするさとり。
一人残された母親はさとりが息子を奪っていくと思い、さとりを消そうとします。
伊吹邪甲は「この人間は関係ない」と言い、帰ってこれまで通り自分の仕事をすることを決め、
自らの意思で母親と一緒に帰っていくのでした。

3人目の患者はスノーフレークという少年。
ポピーという友達の女の子とケンカをしてしまって落ち込んでいます。
解決策として手紙を書こうということになり、一緒に手紙を書くことに。

さとりは伊吹邪甲のことがずっと気になっており、
また逢いたいという思いを込めて伊吹邪甲への手紙を書くのでした。



・感想
最初にも書いた通り、
短編集「ショーウインドウのエミリー」に掲載されている「マザードール」が元になっている作品。
主人公の名前や異次元カウンセラーという設定もそのまま。
異次元カウンセラーになった経緯や、伊吹邪甲の話がより深く掘り下げられた感じに。

カバー下には裏話が掲載。
表は「マザードール」の裏話。人生で5番目に描いた漫画なんだとか。4番目は「ちゃ・チャ・茶」。
1~3番目に描いた漫画の内容についても描かれているので、
桜野みねね先生ファンでこの単行本も持ってるという人は要チェック。

裏はこの「Healing Planet」の裏話。
初めてのCG作品で大変だったというようなことが描かれています。
普通に紙に描くより大幅に時間がかかってしまったらしい。
あとこれは第1部なので、そのうち続きも描きたいとか。
[ 2012/09/10 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

桜野みねね短編集

ショーウインドウのエミリー 桜野みねね短編集/桜野みねね/全1巻


守護月天でお馴染みな桜野みねね先生の短編集。



・マザードール
千寿院智理という異次元カウンセラーの女の子が主人公。
異次元カウンセラーとは、異なる次元からやってきた心の病んだ患者を治療するのが仕事。
智理はまだ新米であり、初仕事が舞い込んでくるところから物語は開始。

患者は伊吹邪甲という人造人間。
母親は国を造り変えようとしており、そのためにまずは全ての生物を消してしまおうということで、
それを実行する存在として伊吹邪甲を造り出しています。

母親の命令に従っていた邪甲ですが、自分が殺したきた生物の苦しむ様子に何かを感じ取り、
母親の元から逃げ出して智理の住むアース星へとやってきたというわけです。
智理のカウンセリングによって優しさを知った邪甲。
やがて母親が邪甲を連れ戻しにやってきますが、邪甲は自分の意志によって帰ることを決めるのでした。

エピローグでは邪甲が智理に母親のカウンセリングを依頼するという内容で終わり。



・ちゃ・チャ・茶
217年前に作られた急須に宿る精霊の茶都美(ちゃつみ)。
自分の役目は茶をいれることであり、本人もそれを願っていますが、今まで一度もいれたことがありません。
今まで大事に扱われてきましたが、さすがに大昔に作られた急須なので寿命が近づいています。
何もしなければあと10年は生きられますが、最後に一度だけでも…という願いから実体化。

茶都美の宿る急須を持っているのは、高倉星児という若者。
彼女にフラれて落ち込んでいたところに突如茶都美が現れ、
お茶をいれようと頑張っている様子を見てそんな気分が吹き飛びます。

結局お茶をいれることはできませんでしたが、気分転換ということで星児に誘われ映画を観に行くことに。
途中で星児の親友、それに星児が昨日フラれた女の子と出会います。
そっけない態度で別れる星児ですが、茶都美はその時に心の奥底に秘めた感情を読み取ってしまいます。

星児が茶都美を連れてきたのは、フラれた彼女に見せつけることでヤキモチを焼かせることであり、
そのことを素直に茶都美へと伝え、一人帰っていきます。
その場に残された茶都美は、星児の親友から星児が優しすぎて物も人も大事に扱いすぎることを教えられます。

帰宅した茶都美は置いて帰ってしまったことを星児に謝られますが、
ご主人様である星児の思いを知っている茶都美は大事に扱ってきてくれたことに感謝。
人の姿になったんだからお茶をいれること以外にもできることがあると言われ、
優しいご主人様に守られながら生きていくのでした。



・ショーウインドウのエミリー
洋服屋のショーウインドウに展示されている、エミリーというマネキン。
電気で動く踊るマネキンですが、どうしたことか電源を切っても踊り続けたまま。
修理を依頼された機械修理工が調べますが、どこにも異常なし。原因不明でお手上げ。
ちなみにこの機械修理工の息子である木村悠太という12歳の少年も一緒に来ています。

そこに意思を持った機械と会話することができるという、機械除霊師を名乗る相菜真結実が登場。
彼女がエミリーと会話をすると、
原因はショーウインドウの真正面にある道路の向こう側にいる交通整理ロボットであることが分かります。
エミリーはこのロボットに恋をしており、見てもらいたくて電源が切れた状態でも踊り続けていたと。
ですが、真結実はエミリーに電源が切れたら素直に止まるように忠告をします。でなければ壊す、と。

真結実とエミリーが会話するのを見ていた悠太は、
自分にもできるかな?と夜中にこっそりショーウインドウの前にやってきてエミリーに話しかけます。
するとエミリーは動き出し、悠太の話を聞いてくれるのでした。
悠太はずっとここにいられるよう、普通のマネキンとして行動するようにエミリーと約束をします。

ある日、ショーウインドウの前を通りかかった悠太はいつものようにエミリーに話かけます。
しかし、それはちょうど工事が終わって交通整理ロボットが撤去される瞬間でした。
ショックを受けたエミリーは悠太との約束を破って動き出してしまいます。
それを見ていた真結実はエミリーを壊すことを決め、エミリーもそれに従うのでした。

エミリーを壊されたくない悠太は交通整理ロボットに駆け寄り、助けを求めます。
製作者の思いが強い機械だけが意思を持つとされており、
大量生産の量産型である交通整理ロボットは意思を持つはずがないと真結実は決め付けます。
しかし悠太の思いが通じたのか、自らの意思を持って動き出すロボット。
そしてエミリーを助けるのでした。

真結実もこれには感服し、エミリーを壊すのは止めて自らの助手として雇うことに。
交通整理ロボットは自らの仕事があるため、いつも一緒にいられるわけではありませんが、
たまに悠太がエミリーの元を訪れては自転車で交通整理ロボットの所へ送ってあげるのでした。



・大怪盗石川剣推参!!
明治時代のような世界が舞台のお話。
伝説の大盗賊石川五右衛門の血を引く石川剣という青年がおり、彼も大盗賊として名を知られています。
剣にはお目付け役として簓(ささら)という女の幽霊がおり、
彼女は五右衛門から頼まれて代々石川家の跡取りを大泥棒にすべくお目付け役をやっています。

ある日、剣の元に依頼の手紙が届きます。
その依頼を実行するため、列車の車両を盗む計画を立てる剣。
依頼者というのは少年。両親が離婚して母親の元へ行きたいのに父親に引き取られてしまったことから、
剣に自らを盗むように頼んだのでした。

簓の協力もあり、ド派手なパフォーマンスで見事に少年の乗る車両を盗み出す剣。
少年は無事に母親の元へ行くことができたのでした。



・まもって守護月天!遠い日の小璘
「まもって守護月天!」の外伝。
魅花という亡国のお姫様が支天輪でシャオリンを呼び出すところから始まります。

魅花は国を滅ぼされ、両親も亡くしています。
今は数人の家臣と共に隠れ住んでいますが、命を狙う敵国の兵は後を絶たず。
シャオリンを呼び出した魅花ですが、両親を亡くしたショックから誰にも心を開かず、食事も口にしません。
敵国の兵から命を守ることはできても、悲しみから救うことはできないシャオリンは無力さを感じます。

そんな日が続いた頃、敵国の兵が襲ってきます。
シャオリンは家に結界を張りますが、家の中に魅花はいません。結界を張る前に外へ行ってしまったからです。
死んで両親の所へ行きたいと思っている魅花は、殺されることを選んで自ら敵兵の前へ。

殺される寸前でシャオリンが助けに入り、敵兵を追い払います。
しかしその時に斬られてしまい、シャオリンは怪我をしてしまいます。
そして、怪我をしてまでなぜ自分を守るのかと魅花はシャオリンを問い詰めます。
シャオリンは悲しい顔をしながら、「大切な人を失うのは悲しいけど、その悲しみは越えていける」と
魅花に答えるのでした。

心を開いた魅花は食事も取るようになり、以後ずっとシャオリンを頼って生活していくことになります。
やがて老いた魅花に死期が訪れ、その時に魅花は全てを悟ります。
シャオリンがあの時悲しい顔をしたのは、これまで何度も仕えてきた主人との別れを繰り返してきたからだと。
そして今自分もシャオリンを置いて逝かねばならず、最期の瞬間にこう言い残します。
「おぬしも頼れる誰かに逢えるといいな」と。

一転して舞台は現代へ。
初めて頼られるのではなく、頼れる存在である主人(太助)を見つけたシャオリン。
そんなシャオリンの幸せな姿を離珠は魅花に報告するのでした。



・感想
「マザードール」は第1回エニックス21世紀マンガ大賞にて賞をもらった作品。
漫画家デビューのきっかけになった記念すべき作品というわけですな。
後に連載されることになった「Healing Planet」のプロトタイプ的作品でもある。
内容は…微妙かなぁ。絵はうまい。

「ちゃ・チャ・茶」は守護月天のプロトタイプ的な作品。
物から精霊が出てきたり、出てきた精霊がポケーッとしたタイプというのも共通する。
なので、守護月天のパーフェクトガイドブックでも軽くこの作品が触れられていたりする。
感想としては設定は悪くないけどシメが弱く、ここで終わりなの?と思ってしまう。
ちなみにこれはマザードールと一緒にエニックスのマンガ大賞に応募した作品とのこと。
雑誌には一度も掲載されておらず、この短編集が初出。

「ショーウインドウのエミリー」。表題にもなっている作品で、おそらくこの短編集のメイン。
これも悪くはないんだけど微妙かなぁ。もう少し何かが欲しかった。

「大怪盗石川剣推参!」も微妙。
幽霊の簓をもっと掘り下げても良かったかもしれない。
五右衛門に頼まれてお目付け役をやってるって説明だけではなく、
どうして頼まれることになったかの経緯とかね。

最後に「まもって守護月天!遠い日の小璘」。
本編の方でも少し語られていた、シャオが過去に仕えていたという亡国のお姫様のお話。
作品としてはこれが一番面白かったかな。離珠も出てくるので、離珠好きな人にもオススメ。

カバー下には「その後のおはなし」として、この短編集に収録されている5作品のその後が掲載。
邪甲、星児、悠太、簓、魅花という、それぞれの作品の準メインキャラによる談話形式。

最後に雑誌掲載情報。
「マザードール」…月刊Gファンタジー平成7年7月号掲載
「ちゃ・チャ・茶」…未掲載(この本が初出)
「ショーウインドウのエミリー」…増刊フレッシュガンガン平成8年冬季臨時増刊号掲載
「大怪盗石川剣推参!!」…増刊少年ガンガンWING平成8年秋季臨時増刊号掲載
「まもって守護月天!遠い日の小璘」…増刊少年ガンガンWING平成9年夏季臨時増刊号掲載
[ 2012/09/09 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

まもって守護月天!

まもって守護月天!/桜野みねね/全11巻



ガンガンで連載されていた作品。
黄金期の主力作品並に有名だと思うので、簡潔に。



・内容
主人公は七梨太助という中学2年生の少年。
一人暮らしをしており、ある日世界中を旅している父親から支天輪という物が届きます。
心の清い者には天の守りが授かるらしく、輪の中を覗いてみると、輪の中から謎の少女が出現。
少女の名前は守護月天小璘(しゅごげってんシャオリン)といい、その正体は月の精霊。
自らを呼び出した太助をご主人様として守ることを誓います。

シャオリンは現代の知識が全くなく、トラブルを連発して太助を困らせます。
そんなシャオリンに一度は帰れと言う太助ですが、
一人暮らしで寂しい思いをしている太助を見かねたシャオリンは自らの意志で側に居たいと言い出し、
太助もその優しさを受け入れるのでした。

シャオリン以外の精霊では、太陽の精霊である慶幸日天汝昴(けいこうにってんルーアン)と、
大地の精霊である万難地天紀柳(ばんなんちてんキリュウ)の2人が登場します。
ルーアンは初期の段階で登場しますが、キリュウの登場は物語後半です。
太助はこの2人のご主人様でもあり、シャオリンも含めて合計3人の精霊と同居することになります。

基本的なストーリーは太助とシャオリンを中心としたラブコメ。
太助とシャオリンはどちらもモテるため、恋のライバルが何人も登場します。
太助を狙うのはルーアン、そして太助の後輩である愛原花織。
シャオを狙うのは宮内神社の神主である宮内出雲、それに太助の同級生である野村たかし。
太助とシャオリンの恋を応援するのはキリュウ、それに同級生の山野辺翔子。

他にも太助の姉の那奈やルーアンに恋している同級生の乎一郎、
それにシャオリンに仕える星神という精霊たちが絡んできます。



・感想
このガンガン版は未完。
この時はもうガンガンを読んでいなかったので、どういう形で終わったのかは分からない。
「まもって守護月天!再逢」という続編?も出ているようだけど、こっちも読んでいないので不明。
結局完結はしたんだろうか?

守護月天のヒットがガンガンの路線を変更させるきっかけになったと思っているので、
その点で個人的に受け入れ難い作品ではある。
もちろん悪いのは萌え路線に変更を決めたお上の人なんだけどね。
守護月天という作品自体は良い作品だと思うし、作者にも何の罪もない。

本編以外の収録だと、
7巻に「太助とシャオのクリスマス」「ルーアンと離珠のお花見…!?」という2本の番外編。
これは増刊ガンガンWINGの平成10年春季・冬季臨時増刊号掲載。
そして9巻に「シャオの夕ごはん」「キリュウの朝」「離珠の夢」という特別番外編3本(描き下ろし?)。

あと2巻以降は冒頭の登場人物紹介を本編に出てくるキャラが担当していて、
それぞれのキャラに合った個性を生かして紹介。例えば離珠(シャオの星神)ならお絵描きで紹介など。
2巻…シャオリン、3巻…ルーアン、4巻…宮内出雲、5巻…山野辺翔子、6巻…離珠、7巻…愛原花織
8巻…野村たかし、9巻…キリュウ、10巻…軒轅、11巻…なし(登場人物紹介自体がない)

カバー下にもオマケ要素があり、表は4コマ形式で仕事場の裏話が描かれている。1~10巻まで。
裏は「そして彼(彼女)はのたもうた」というコーナーで、作中に登場するキャラのぼやきを掲載。
1巻…七梨太郎助(太助の父)、2巻…宮内出雲、3巻…那奈、4巻…離珠、5巻…野村たかし
6巻…南極寿星(シャオのお目付け役の星神)、7巻…ルーアン(エンジェルーアンとデビルーアン)
8巻…七梨太助、9巻…七梨さゆり(太助の母)、10巻…桜野みねね(作者)、11巻…なし

11巻は仕事場の裏話もなければ「のたもうた」のコーナーもなく、
カバー下にはルーアンコスチュームのシャオが描かれているのみ。これはこれでファンの人には貴重かも。

所持している関連本としてパーフェクトガイドブック。


単行本でいう9巻までの内容をカバーしていて、そこまでのストーリーや登場人物などを紹介。
本編だけではなく、小説版のキャラやストーリーなども掲載。
CD-ROMで発売されたCGイラストギャラリーに収録されたイラストも描き下ろし線画で一挙公開。

登場キャラのファッションカタログや、セクシー写真館(主に温泉シーン)のコーナーなんかも。
あと「守護月天の謎」として作中で明かされていない疑問に答えるコーナーもあったり。
CDドラマ2巻の「魔法のランプにおねがい」の小説版も載っています。
全40ページで、CDドラマ版の内容から加筆修正。CDドラマ版にはいなかったキリュウも登場。
[ 2012/09/08 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

ワンダープロジェクトJ2

ワンダープロジェクトJ2 ~コルロの森のジョゼット~/正木らか/全1巻


ギャグ王で連載されていた、ワンダープロジェクトJ2のコミカライズ。



・内容
主人公はジョゼットというギジンの女の子。コルロ島に住んでいます。

生みの親であるジェペット博士が死んでしまい、ジョゼットはコルロ島を出てブルーランドへ行くことに。
そしてそこで様々な人と出会い、成長していきます。
最初はできなかった挨拶もできるようになり、居酒屋でウェイトレスとして働いてお金を稼いだりも。

ある日、アーノルドという少年に博士からもらったオカリナを奪われてしまうジョゼット。
居酒屋にいるところを発見して話し合いますが、
アーノルドは優しかった母親を洗脳したギジンを嫌っている様子。

話し合いの途中、メッサラという首だけのギジンが登場します。
メッサラもオカリナを狙っており、アーノルドを殺そうとしますがそれを庇って撃たれてしまうジョゼット。
さらにメッサラの仲間であるもう1体のギジンが登場し、ジョゼットはピンチになりますが、
このギジンも博士が作ったのであり、やがて心が通じてジョゼットへの攻撃を止めます。
そしてメッサラを道連れに自爆。

アーノルドはジョゼットの優しさを目の当たりにしたことで、憎んでいたギジンを見直します。
オカリナをジョゼットに返し、1人で変わってしまった母親を説得しに行こうとしますが、
ジョゼットも一緒に行くことを決めるのでした。



・感想
根強い人気があるエニックスのワンダープロジェクトJシリーズ。これは2のコミカライズ。
まぁ良くも悪くも無難な感じ。
特別面白いってわけではないけど、つまらないというわけでもない。

カバー下にはなんと水着のジョゼットが描かれているサービスが。
気になる人は入手してその目で確認しませう。

でもこれもやたら入手しにくい作品なんだよなぁ。
ギャグ王から出たゲームコミカライズ作品はあまり数が出ていないようで、どれも見つかりにくい。
[ 2012/09/07 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

星のカービィ ウキウキ大冒険

星のカービィ ウキウキ大冒険/タイジャンホクト/全1巻


ギャグ王で連載していた、星のカービィシリーズのコミカライズ。



・内容
スーパーデラックス、夢の泉の物語の2作を4コマギャグとして扱っています。
最初はスーパーデラックスで、デデデ大王を倒してプププランドに食べ物を取り戻した後は夢の泉の物語。
1巻ではスーパーデラックス編は最後まで描かれていますが、夢の泉の物語編は完結していません。
2巻は結局出なかったため、単行本的には未完で終了。

ちなみにリック、カイン、クーが出てくる話もあるので、部分的に2ともリンクしていたりします。



・感想
ポケモン、マリオ、カービィと、ここにきて任天堂作品のギャグ王連載コミカライズラッシュ。
これもマリオと同じく、今だと入手が難しい作品に分類されると思う。ほとんど見かけたことがない。

DQ4コマでお馴染みのタイジャンホクト先生による4コマギャグ作品なので、
ネタのレベルは安定して高く面白い。
残念なのは未完ってことだよなぁ。

そういえば本整理してた時に1回取り扱ったことがあったか。
確かメタルスレイダーグローリーやダンジョンマスターの漫画とセットだった気がする。
[ 2012/09/06 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)