サーガ オブ ドラゴン

サーガ オブ ドラゴン/増田晴彦/全1巻


超新世モンスターロードと同じく、他出版社から出た作品をエニックスから再版したもの。
増田晴彦先生によると、この作品はナーガスのルーツだそうで。


主人公は「剣のヴォード」という異名の持ち主である、放浪剣士のヴォード。
このヴォードが森の中でトロルに襲われていた、フューンという少女を助けるところから物語は開始。
フューンはドラゴン退治へ行く途中で仲間とはぐれてしまい、そこを助けられることになります。
ヴォードは追放者と呼ばれる犯罪者で、ドラゴンを退治して英雄になれば無実になるという算段から、フューンに同行。

2人は力を貸してもらうために魔法使いが住むという村を訪ねると、
魔法使いからは国中を荒らしているドラゴンの正体はギムヴェルクだというのを教えてもらえます。
そしてフューンはかつて竜王ファーブニルを倒した英雄シグルズの子孫だということも。
魔法使いはもう高齢で一緒に付いて行くことができないため、弟子であるリュセルが同行することに。
さらに森の中ではぐれたフューンの仲間の1人であるグリームも加わり、4人で旅をします。

かつてシグルズが使っていた神剣グラムを求めて進む一行は、伝説の剣があるという森へ。
そこには妖剣チュルヴィングを操る骸骨剣士のアンガンチュル王がおり、ヴォードと1対1の死闘を繰り広げます。
ヴォードの剣は折れてしまうも、間一髪のところでチュルヴィングを奪い取ってアンガンチュル王を両断。
チュルヴィングは呪われた剣のため、使い続けることはせずそのまま封印することに。

森の奥へと進んだ一行は、巨大な樹に刺さっている剣を発見。
ヴォードとグリームが抜こうとするも抜くことはできず。するとそこに森の主であるダークエルフのヘルフローヴァが出現。
ヘルフローヴァの魔法によって盲目にさせられた一行はピンチに陥ったところで、フューンが樹から剣を抜きます。
この剣こそが神剣グラムであり、剣から発せられる光によって盲目の魔法も解け、見えるように。

しかしヘルフローヴァの魔法は強力であり、かろうじてリュセルが魔法にて攻撃を防いでいるという状態に。
ヘルフローヴァはリュセルの強力な魔力は人間のものではないというのを見抜き、
ここでリュセルの正体がハーフエルフだということが判明。
エルフの血が入っていることで人間に虐げられてきた過去のあるリュセルは、仲間になれとヘルフローヴァに誘惑されるも、
フューンの説得によって人間に味方をする決意を固め、見事ヘルフローヴァを撃破。

神剣グラムを手に入れた一行は、ついにギムヴェルクと対峙。
ギムヴェルクは想像をはるかに凌駕する圧倒的な強さで、ヴォードは左腕を食い千切られてしまいます。
リュセルは自らの命に関わる禁じられた魔法を使い、空中から地上へとギムヴェルクを叩き落とすことに成功。

グラムを持ったフューンは地上へ堕ちたギムヴェルクに攻撃を仕掛けるも、逆に炎による反撃にあってしまい、気絶。
気絶したフューンがギムヴェルクによって踏み潰される直前、グリームが助けに入ります。
グリームが時間を稼いでいる間にヴォードはフューンを安全な場所へ移すも、
それを見届けたグリームは力尽き、ギムヴェルクによって殺されます。
グリームの死によってキレたヴォードは、グラムを持ってギムヴェルクに特攻をし、結果は相打ちとなります。

こうしてすべてが終わった後にオーディンとヴァルキュリアが登場。
死んでしまったグリームはヴァルキュリアによってヴァルハラへと導かれ、
生存しているヴォード、フューン、リュセルの3人はオーディンが助ける…というところで終了。


剣と魔法による世界で、ドラゴンやエルフも出てくる正統派な中世ファンタジー作品なので、
コテコテのファンタジーが好きな人にはオススメ。自分も好きな作品の1つ。
超新世モンスターロードみたいなSFはあまり合わない。やっぱりファンタジーはいいねぇ。

デジカメが相変わらず使い慣れないので、今回はスキャナを使用。
うーむ、こっちの方が楽だな。今後はスキャナでいこうか。
でも大きいのじゃないから、大きめな本とか一度に単行本何冊も、とかは難しいかもしれん。
[ 2012/04/18 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

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