突撃!パッパラ隊

突撃!パッパラ隊/松沢夏樹/全18巻




ガンガン黄金期を代表する作品の1つ。
知名度はかなり高いと思うので、内容はめちゃくちゃ簡潔に。



・内容
主人公は水島一純という軍人。
幼少時より軍人の父親に鍛えられており、それによって不死身の肉体を手に入れています。
「死神」の異名を持ち、戦場でも圧倒的な力を発揮します。

そんな水島がパッパラ隊に配属されるところから物語は開始。
パッパラ隊は軍隊ではあるものの、とてもいい加減な隊であり、まともな人物は軍医の牧野マイぐらい。
特にランコ、とびかげという2人がひどいトラブルメーカーで、
毎回のように水島は望まぬ騒動に巻き込まれていきます。

水島はイケメンで女性からモテるため、これが原因でどんどん敵を作っていきます。
しかし敵方もまともなキャラはほとんどおらず、アホばかり。

最後は嫉妬に狂ったランコに水島が告白。2人は結ばれて終わります。
エピローグでは数年後が描かれ、主要キャラのその後が見れます。
水島とランコには5人の娘と1人の息子が誕生していたのでした。



・感想
ガンガン創刊号から2000年までの長期連載。黄金期を支えた看板作品の1つでもある。
何気に黄金期の看板作品を取り上げるのって、ようやくこれで2作品目なんだなぁ。
しかも1作目は一番最初に取り上げたロト紋だから…52作品ぶり?

正直言うとそこまで好きな作品というわけではなかったんだけれど、
インパクトのあるネタが多かったので強烈な印象が残っている。

初期は水島の女装ネタ、中期はしっとマスクネタ、後期は恐怖の大王ネタが多い。
しっとマスクはその使いやすさから後期になってもそれなりに出てきたけども、
水島の女装ネタは中期以降ほとんど無くなった。
それと、後期は作者自らが作中に登場することも大幅に増加。

あと季節ネタを扱うことが多いため、ローテーションで同じことをやり続けている感も強い。
ガンガンは月刊誌だからねぇ。まぁ一時期は隔週化してたけど。
だからクリスマスとかお正月とか夏の海とか、この全18巻の中で繰り返し何度も何度も出てくる。

同時期にガンガンで連載していた他作品のパロディもちょこちょこと。
ハーメルン、ナーガス、イーバ、ドブゲロサマ、守護月天とか。
ガンガン以外ではロボット物やセーラームーン、ときメモあたり。特にときメモは重要ネタの1つ。

本編以外の収録は少なく、17巻に「お姉さんと学ぼっ!グレグリ探検隊」という作品が乗っているぐらい。
これは読み切りじゃないけど読み切り。
どういうこっちゃと思う人のために説明すると、ギャグ王が休刊となった最後の号に載ったもの。
だから新連載の予定で描かれたのに、結果的に1話で打ち切りになったという悲劇の作品。
内容はいろんな職業のおじさんを面白おかしく紹介するというもの。

ちなみにカバーを取っても楽しめます。
基本はネタだけど、ロボッ娘やしっとマスクなどの細かいデータが載っていたりする巻も。

とりあえず一部抜粋。

これは6巻。表は桜花シリーズ3姉妹を使っての格ゲーネタですな。
桜花は不知火舞、梅花はナコルル、菊花は春麗。それぞれのキャラの決め台詞と決めポーズの真似。
そして裏は桃花、蓮花。
この時はまだ一発ネタとしてだけの存在だったけど、後に本編(10巻)にも登場し、準レギュラー化。


こっちは9巻。表は杏花、桂花、薔薇花。裏はこの設定は大ウソというもの。
この3体もこの時点では一発ネタ。後に本編(16巻)に登場してこちらも準レギュラー化。
ただしシルヴィーではなく、プロフェッサー=ワットの開発したロボットとして登場。
このあたりは設定が変わってますな。

しかしこうして見ると、
敵方のロボット5体はわりと早い段階でキャラ自体はできていたんだなぁというのが分かりますやね。

最後に最終巻。水島とランコの子供6人のプロフィール。

他の巻のカバー下も面白いので、持っていない人は是非集めてその目で確認してほしいところ。
一迅社の方から新装版も出ているようだけど、そっちのカバー下はどうなってんだろう。
同じのが使われているのか、それとも完全に一新されているのか。新装版は持ってないから分からん。
[ 2012/08/26 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

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