KIBA!

KIBA!/村上ゆみ子/全2巻


ギャグ王で連載されていた作品。



・内容
主人公はキバという少年。両親はおらず、オオカミに育てられた野生児です。
そのオオカミの本当の子供であるグレオが親友で、いつも仲良く行動をしています。

ある日、キバとグレオの住むバウワットの森にヤンという考古学者が現れます。
キバたちとナワバリ争いをしているズゥという虎?がいて、ヤンはそのズゥに襲われます。
危ないところをキバとグレオが助けに入り、ヤンは助かるのでした。

ヤンは研究を進めるために危険と言われている西の森へ行き、そこで底なしの穴に落ちてしまいます。
ヤンの助手であるロボットがそれをキバに知らせると、キバはヤンを助けるために穴の中へ。
そしてヤンを連れて脱出。
脱出の際にキバに牙があるのを見たヤンは、キバが獣人であることを確信するのでした。

獣人とは野性的な素早さと力をそなえ、地上のあらゆる生物と心が通じ合える幻の種族。
人里離れて暮らしていましたが、獣人の牙に不老不死の力があるという噂が立ったため、
人間によって絶滅させられたと言われています。

獣人が絶滅したのは300年前とされているため、今こうしてキバが存在するということは、
他にも獣人の生き残りがいるかもしれないということにもなってきます。
ヤンはそれをキバに伝え、この森での出来事は誰にも話さないことを誓って去っていくのでした。

自分が獣人であること、それにどこかで仲間がいるかもしれないという話を聞いたキバは、
旅に出る決意をします。
最初は反対していたグレオですが、キバの意志が固いとみるや、諦めて一緒に行くことに。

やがて辿り着いた街で、キバたちはガトウ、バレアという2人組と出会います。
キバの正体が獣人であるということがバレますが、彼らは他の獣人に会わせるかわりに、
キバに盗賊としての仕事に協力するよう条件を出してくるのでした。

ジクロという新たな盗賊も合流し、仕事に取り掛かる一行。ターゲットは町長の屋敷。
先に侵入したガトウとバレアは、町長がここで不老不死の研究をしているのを知ってしまいます。
そして捕らえられる2人。
外で伝令役を務めていたジクロはキバに2人を助けるように言い、見事キバは2人を救出するのでした。

仕事を成功させたことで、盗賊団のボスであるイギルーズという獣人の老人の所へ案内されるキバ。
イギルーズによると、西にあるドマ帝国が不老不死の薬を探しており、その材料として獣人も探していると。
それと今から30年前にはるか西の地でキバによく似た獣人を見たことがあり、
もしかしたらキバの父親かもしれないということも教えてくれます。
西の地はドマ帝国の本拠地ですが、それを聞いたキバは躊躇いなく西へ行くことを決めるのでした。

ジクロも一緒に着いてきてくれることになり、2人と1匹で西へ向かうことに。
途中でロボットを操縦しているリンという少女に遭遇。
リンは遺跡を探しており、一緒に行動をしているとやがて遺跡を発見。
そこで獣人を神として崇めているガリ族と遭遇。キバたちは丁重なおもてなしを受けるのでした。

翌日、ガリ族の集落にドマの軍隊が攻め込んできて…というところで終了。



・感想
未完作品。
雑誌の方でも最終回まではやらずに終わっていた記憶がある。

ちなみに1巻には読み切り版の「KIBA!」が載っています。
ギャグ王の平成9年8月号に掲載されたもので、
キバが自分の正体を知って冒険に出る決意をする~という連載版の序盤と大体同じ展開のお話。

連載版と違うのは、キバが助けて正体を教えてもらうのが考古学者のヤンではなく
冒険家の少年タンタになっているのと、タンタを襲っているのがズゥではなく人間たちになっていること。
グレオはこの読み切り版でも登場します。
[ 2012/09/13 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

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