荻の原日記

荻の原日記/夢路行/全1巻


ガンガンファンタジー創刊号から連載されていた作品。



・内容
高校受験を控えた鈴森六花(すずもりりっか)という少女が不思議な出来事に遭遇し、
龍の鱗を飲み込んでしまったことから自身も特異体質になってしまうというお話。

泣いたり怒ったりドキドキしたり、感情が高ぶると周囲に異変を起こすようになってしまいます。
大雨を降らせたり、雷を落としたり、物を破裂させたりなど。
これではいけないと思い、
水の精(瑞那)と木の精(葉鳥)、それに龍の子供(通称チビ龍)が六花の側にお目付け役として付けられます。

高校に合格し、通うことになる六花。
学校でも六花の監視役として、瑞那が世界史の教諭としてやってきます。

ドタバタがありながらも学校生活は過ぎていき、友人も彼氏もできる六花。
感情もセーブできるようになってきており、大きな騒ぎを起こすことはなくなっていきます。
それを見た瑞那は、もう自分がいなくても大丈夫かと山へ戻ることを決めます。

六花は小さい時に瑞那と遭っているようなのですが、完全に忘れています。
思い出すことができないまま別れの日を迎え、
瑞那へのプレゼントを買って電車に乗っていると、痴漢に遭遇。
感情が高ぶってしまい、電車内で強力な風を発生させてめちゃくちゃにしてしまいます。
それに気付いた瑞那は六花の元へ駆け付け、優しく包み込んであげるのでした。

瑞那に抱きついて泣いていた六花は、ようやく全てを思い出します。
5歳の時に沼へ落ち、そこを瑞那に助けられたこと。
泣き止まぬ六花に「いい子にして泣き止んだら自分がお嫁さんにしてやるから」と瑞那が言ったこと。
それに「うん」と返事をして泣き止んだこと。そしてその後、楽しく遊んだこと。

葉鳥とチビ龍だけでは六花の力を抑えられず、近寄ることすらできなかったことから、
結局瑞那は残って六花の側にいることになります。
そして全員揃って写真を撮り、波瀾万丈な15歳は過ぎていくのでした。



・感想
なんというか少女漫画ですなこれは。絵もストーリーもいかにもという感じ。
主人公の六花と彼氏(高校の先輩)の出会いなんかは特に典型的。
でもコテコテな恋愛物ではなく、世界観は不思議系和風ファンタジーなので男でも読みやすい。
雰囲気も良いのでオススメな作品。

ガンガンファンタジーはその名の通り、ファンタジーを題材とした作品が揃っていたけれど、
不思議と女性向けのような印象を当時から持っていたんだよなぁ。
ガンガンとギャグ王は少年向けな作品が揃っていたのに対し、こっちは女性の好きそうなものも多かった。
女性作者が多かったからかな?まぁ絶対女性にはウケそうもないヤバい作品もあったけど…。あれとか。
[ 2012/10/19 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

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