とんでも勇者

とんでも勇者/白井寛/全1巻


ギャグ王で連載されていた作品。



・内容
普通の少年である織田雄太が異世界に召喚され、勇者として魔王を倒して世界を救うことになるというお話。

物語は全2章構成になっています。
第1章で魔王を倒して世界に平和が訪れますが、それから5年後に新たな魔王が登場。
再び雄太が異世界に…というのが第2章。
登場キャラは同じですが、5年経過しているので雄太も子供からすっかり成長しています。
2章からの新キャラとして、ヒロイン的な女の子も出てきます。



・感想
DQ4コマでお馴染みの白井寛先生によるオリジナル作品。
最初は4ページの読み切りとして掲載された作品で、後に連載化。
自分はDQ4コマの白井寛先生がかなり好きだったりする。
絵は正直言ってうまくない。でもギャグセンスは素晴らしいものがあった。

内容でも書いたように全2章構成になっている作品で、ネタの形式も第1章と第2章では異なっている。
1章は4コマがメインで、ちょこちょこ1Pネタがある程度。2章は1話を丸ごと使った普通のストーリー形式。

実は1章のラストですでに5年後となっていて次期魔王も現れているんだけれど、
2章になると導入部であるその部分が少し改変されている。
これは、1章の最終回で連載自体も一度終了しているため。
半年ほど経ってから復活し、2章が連載開始になったという経緯がある。

感想としては、1章は面白い。DQ4コマと変わらないレベルのネタを提供してくれている。
2章はつまらない。設定からして蛇足だし、ギャグも面白くない。ショートギャグ向きなのかもしれんなぁ…。

単行本のみの特別付録として「とんでも勇者バトルカードゲーム」を収録。
カバー下(裏)にある4枚の主人公カードと、普通のページにある18枚のバトルカードを使って戦うカードゲーム。
丸2ページ使って遊び方を描き下ろしの絵付きで詳細に説明しているという気合の入りっぷり。
でもカードはハサミ等で切り取らないといけないので、実際遊ぼうと思ったら単行本がボロボロになるという罠。
まぁコピーしたりプリントアウトすればいけるか。

読み切り版の「とんでも勇者」もちゃんと収録。月刊少年ギャグ王平成7年12月号に掲載されたもの。
さらにもう1本、「不完全犯罪」という読み切りも収録。これは月刊少年ギャグ王平成8年10月号に掲載。
穂高龍樹(ほだかたつき)という探偵が主人公のギャグ漫画で、1ページ1ネタ形式。
犯人がバレバレな行動を取り、それを龍樹が「お前が犯人だー!」と指摘するオチで毎回終わるという作品。
シンプルだけど非常に馬鹿な内容で笑えて好き。

「不完全犯罪」は「とんでも勇者」の第1章が終わってから第2章が始まるまでの間に掲載された作品で、
龍樹は第2章の6話にゲスト出演している。
この回は1話丸々使って犯人を探し出すという内容で、
最後は犯人である龍樹自身がバレバレな行動を取ってしまって「お前が犯人だー!」と全員から言われるオチ。
[ 2012/11/08 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(2)

Re: タイトルなし

手元にエニックス系コミックスが何冊あるのかを確認する目的も込みでやってたりします。
たぶん予想では500~600冊ぐらいかなと。
[ 2012/11/10 20:20 ] [ 編集 ]

白井寛はファンタジーRPGを料理してネタに変えるのがすごくうまくて、ギャグ王で一番好きだったかも
ザエモンが秘められた力に目覚めたり、邪悪なリュークに破邪の剣が効いたりとか
単行本のおまけのカードゲームは破邪の剣、王者の剣とマルネコの火力差とか結構バランス悪かったような…
でも遊び心があるいいおまけで説明読むだけでも満足しちゃうそうですね

毎回手元にある単行本を撮影してブログに載せてらっしゃるようで、蔵書量に驚いています
[ 2012/11/09 22:28 ] [ 編集 ]

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