プリンセスアリーナ

ドラゴンクエスト ~プリンセスアリーナ~/八坂麻美子・小松崎康弘/全5巻


ガンガンファンタジーで連載されていた「ドラゴンクエストIV」のコミカライズ。



・内容
ドラゴンクエストIVの2章「おてんば姫の冒険」を題材としたストーリー。
サラン、テンペ、フレノール、砂漠のバザーのそれぞれでオリジナルのエピソードは挟まれますが、
基本的にはさえずりの塔までは原作準拠です。それ以降は完全なオリジナル展開。

オリジナルキャラクターとして、アリーナの従兄にあたるアルマーという人物が登場。
サントハイム王の兄の息子にあたります。
母親がエルフで、成長していくにしたがって耳が尖っていき、そのことが原因で蔑まれるようになって家出。
子供の頃はアリーナやクリフトと仲良くしていましたが、
人間に恨みを持ってデスピサロの使い魔となり、敵としてアリーナたちの前に出現。

もう1人、フェイミンという魔族の女性も登場します。
デスピサロに絶対の忠誠を誓っており、進化の秘法の実験体でもあります。
最初は敵として現れますが、クリフトに命を助けられたことがきっかけで少しずつ惹かれていくように。
最後は魔族の攻撃からクリフトをかばって死亡するという悲劇のキャラクター。

ストーリーの軸となっているのは黄金の腕輪。
この作品のオリジナル要素として、腕輪には8つの宝石がはめられていたということになっています。
それが全て無くなっており、アリーナたちはその宝石集めの旅をすることに。

ラストはエルフたちの住処でアルマーと対決?をし、黄金の腕輪を奪還。
そしていざエンドールへ…というところで終了です。



・感想
DQ4の2章を描いたコミカライズ作品。
3巻(18話)までは小松崎康弘先生が脚本を担当していたが、
それ以降は八坂麻美子先生が完全に一人で全てを担当することに。

まぁ早い段階から怪しい雰囲気は漂っていた。
作者コメントやあとがきなどを見ても、うまくいっていないんだなぁというのが伝わってきていたし…。
やはりというべきか、小松崎康弘先生は途中で降板してしまったと。

3巻はさえずりの塔でさえずりの蜜を取ってきて、サントハイム王を治すところまで。
原作であればこの後はエンドールへ行って武術大会に参加するわけだけれど、
この作品ではここから完全なオリジナルストーリーに突入する。
まぁ小松崎康弘先生が担当していた3巻部分までも、オリジナルエピソードは至る所に導入されてはいたけど。

正直、4巻以降は面白くない。
自分がゲームのコミカライズ作品においてのオリジナル展開があまり好きじゃないというのもあるんだけど、
それを差し引いても面白いとは言えない。
まぁもっとぶっちゃけてしまうと、3巻までも微妙ではあったりする。キャラの可愛さで持っている感じ。

一応アリーナが主人公なんだけれど、クリフトの方が目立っている。実質主人公みたいな感じで、やたらモテる。
アルマーとフェイミンはかなりキツかったなぁ…。
オリキャラは出番があっさりしてればいいんだけど、ここまで深くストーリーに関わってこられるとちょっとね。
好きな人には申し訳ないが、自分的には大きなマイナス要素だった。「天空物語」のカデシュなんかも同じ。

単行本のみのおまけ要素としては、1~3巻に小松崎康弘先生のあとがきがある。
八坂麻美子先生のあとがきは全巻に。
あと4巻にはアルマーとフェイミンの詳細データ有り。DQのステータス画面風にレベルやHP・MPなどを掲載。
4巻には岩川有里というアシスタントさんが描いた1枚絵も掲載されている。

裏表紙はアリーナの描き下ろしコスプレ集。
1巻が戦士、2巻が魔法使い、3巻がピンクのレオタード&炎の爪、4巻がクリフト、5巻がお姫様。
見所なのは…やっぱり3巻?モンスターもアリーナのエッチな格好に見とれてデレデレ。
2巻も見ようによってはセクシーかもしれない。
[ 2012/11/30 ] エニックス漫画 | TB(0) | CM(0)

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